2022年12月23日金曜日

 学生の頃は将来の夢(妄想に近い)がたくさんありました。教師、外交官、裁判所勤務、鉄道マン、記者、政治家、パイロットなど実力もなく、身の丈に合わないような職種に憧れていました。そこには職種に応じた共通点があり、人と直接触れ合う仕事だったように思われます。残念ながら憧れの仕事で終わってしまったのですが、教職だけは最後まで粘り気をもって取り組みながら中学・高校の免許は取得しました。

しかし折から時代が悪く中・高教員の採用は厳しく、大学卒業後、一旦、民間企業へ就職してさらに通信教育の大学へ入学して小学校教員を目指しました。結局、就職した会社の仕事が忙しく大学を卒業を前にして教育実習科目など受けずに教員の志望を断念したのです。同僚は皆校長まで勤め上げて現在は悠々自適に過ごしていますが、今が自分にとって最終的に良い人生だったのかわかりません。ただ今でも働けていることは幸せだと感じています。


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