2023年8月18日金曜日

最後の戦闘機

先日、NHK・TVで放映された太平洋戦争における大日本帝国海軍で最後の戦闘機「紫電改」が愛媛県の南西端の海底で1978年(昭和52年)に潜水した漁師によって発見され、翌年1979年(昭和53年)にサルベージ船によって引き揚げされた模様の映像をご覧になられたでしょうか?紫電改は軽い重量の零戦を遥かに凌ぐ性能と耐久性を有していました。

戦後、日本に紫電改は1機も残っていなく、米軍が日本の基地から撤収して博物館に保存されている機材くらいで、日本国内の海底に沈んでいたことは戦後知られていませんでした。引き揚げ後は乗組員も所在も分からず機体だけは現在、愛媛県内の展示館にあるようです。機会があれば是非、日本最強で最後の戦闘機を見物してみたいです。

実は戦時中、私の父が学生予備兵として特攻隊員の訓練生として招集された時代に航空雑誌を読んでいたのか、戦後の我が家の本棚には山ほどの航空雑誌が並んでいました。特攻で死を覚悟して戦闘機に興味を示していたのか直接聴いたことはありませんが、小学生だった私は自宅にある航空雑誌を見るのが大好きで戦闘機の図面などにも興味がありました。

子どもの頃の将来の夢はパイロットだったと、どこかに書いたことがありますが、現在でも飛行場で旅客機を一日中、眺めていても飽きないほど、空を飛ぶ乗り物を自分で操縦してみたい気になります。気球でもハングライダーでも構いませんが、人生で元気なうちに空飛ぶタクシーでも良いから空を飛んでみたいというのが私の目下の目標です。


0 件のコメント:

コメントを投稿