2023年8月7日月曜日

地球環境

暦の上では明日8月8日は立秋です。気象予報ではこの暑さは10月まで続くという話も聞きますが、四季が三季、そして季節が夏と冬だけの二季になりかねないような異常気象です。地球温暖化もグテーレス国連事務総長に言わせると「地球沸騰化」という表現になるようです。世界の主要国は国連を中心にもっと地球温暖化防止で各国が真剣に足並みを揃えなければならないのですが、二酸化炭素の大量の放出国である超大国の率先垂範は中々見られないようです。

猛暑だけでなく、異常気象による線状降水帯や竜巻も今や当たり前の夏季の気候となっています。台風もかつては南方で発生して徐々に北上して日本列島に接近するのが普通でしたが、近年の台風は6号のように同じ付近に停滞したり急旋回して180度進路を変えたりします。おそらく大陸からの気圧に押し戻されて帯状に雨雲が広がるのではないでしょうか。まだ6号がうろついているので20何号の台風がこれから発生するのであれば、これまでにない警戒が必要です。

気温の上昇や海面温度の上昇が続くと、農産物の生産量や漁獲高にも影響してきます。農業や漁業の在り方も国家的に検討すべき時代です。さらにエネルギーの問題や水資源の問題も世界の人口増により獲得競争の時代になると思います。日本は世界的にも水産資源や水資源に恵まれています。人間が生きていくうえで環境を守ることは最重要なことです。日本人一人一人が意識して取り組むことで世界の見本になると思われます。

 

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