2023年8月8日火曜日

偏見をなくす

 最近、人権に対する考え方を重視するような時代に変わってきました。実は私も20年近く見続けている早朝のテレビ体操で、毎日出演している現役の大学生なのでしょうか、昨年あたりから男女が混合で出演し、体操着も統一されるようになりました。考えてみますと数年前まで体操を演じる学生さんは長年にわたりすべて女性でした。そして体操着も女性特有で白の一色の物で何ら不思議に当たり前のように感じていたのです。

しかし、実際は男女差別の偏見だったことが漸く理解できるようになりました。男女の差別をすること自体が日本人の古い考えなのです。育児も男女が同等に行うべき時代ですが、共稼ぎ世帯が圧倒的なのに未だに女性に負担がかかり過ぎているようです。コロナ前の2019年にたまたま北欧諸国を訪ねましたが、平日の公園で子どもの相手をしているのはほとんど男性でしたし、ベビーカーを押しているのも男性ばかりでした。

こう言っている私自身もかつては古い日本人の考えで、家庭でも男性と女性の役割を分けて行動していました。仕事で男女を区別することに全く意味がないことに漸く気が付きました。日本はまだまだ男女の格差が大きいので解消しなければ、日本社会の最大の課題となっている労働生産性が上がることはあり得ないと考えます。体操の話から飛躍しましたが、男女が平等に参加し、服装も統一することで男女間の強い一体感は生まれると思うのです。


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