2023年10月27日金曜日

回復基調?

政府がNISA等を拡充しようと政策は、国民の金融資産を運用して将来に備えようという事なのですが、 日本経済が成長して株価が上がっていかなければ運用効果は生まれない訳です。7-9月の上場企業の決算が出そろってきましたが、各社の業績はアフターコロナで順調に回復基調なのでしょうか。やはり企業業績を伸ばして賃上げに繋げて人材を確保していくことが経営者としての責務だと考えます。

日本株はまだまだ弱いと考えます。世界市場で外貨を稼ぐための経営手腕を発揮できなければ円安では海外資金を集めることもできないし、日本経済が良くならなければ金利も上がりません。国民の金融資産が増えるには、株価も金利も欧米並みの水準にならなければなりません。日本のサービス業を海外に展開するには変革を厭わない傑出した経営者の登場が必要です。

直近では米国のGAFAMも広告収入が増えて軒並み業績が大幅に伸びているようです。今後、年後半でAI関連が業績向上に寄与するかが注目されるところです。時価総額1兆ドルのエヌビディアの業績が半導体業界全体の先行きを左右するように見えます。EV市場では世界的に販売競争が激化するので世界の自動車業界も今後勢力図が変わっていくことでしょう。



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