2023年10月16日月曜日

スポーツ界

 天気だけは人間がどうすることもできない自然現象です。昨日、都内で雨降りしきる中にMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)が開催されました。スタートからゴールまで雨が止むことはありませんでしたが、もし本日のような晴天であれば大会の結果はまた違ったのではないでしょうか。気温も昨日は14℃強で、その上雨も降り続いたので選手たちにとって昨日の気象条件は本当に気の毒でした。関係者の皆さんのご苦労に感謝いたします。

市民ランナーならば、「今日は風邪をひいたら大変なので走るのを中止しよう」と簡単に走りを止める結論を出します。しかし、出場選手たちにとっては大事なパリ五輪の選考レースなので気象条件などは全く関係ないわけです。プロと素人の違いはとても大きいです。野球など雨が酷いと試合が中止されるスポーツ界もありますが、台風のような暴風でもない限り雨天決行される屋外のスポーツも多いようです。

さて冬の五輪2030年に札幌が内定していましたが、札幌市とJOC(日本オリンピック委員会)の協議で、東京五輪においての汚職問題が未だに未解決の状況下で札幌市民の同意が得られないとして、2034年以降の開催を再度申請することとなったようです。組織委員会の元理事により端を発した汚職事件がもたらした国民の不信感は、今後もなかなか消えないものと思われます。何故、大問題になる前に誰も指摘できなかったのか、組織委の体質は厳正に問い質されざるを得ないでしょう。




0 件のコメント:

コメントを投稿