2023年10月10日火曜日

平和外交

またイスラエルとパレスチナが戦争に突入かと心配されています。今回はハマスが仕掛けた攻撃にイスラエルが反撃した模様ですが、両国合わせて死者が千人に及んでいるとのことです。イスラエルとパレスチナとの戦争は過去に長年続きましたが、オスロ合意で両国は手を結びイスラエルのラビン首相、ペレス外相とパレスチナのアラファト議長の3人は1994年にノーベル平和賞を受賞しました。

あれから30年近く経ちましたが、イスラエルとパレスチナの関係は未だに紛争の火種は残っているようです。ハマスはイスラム組織勢力のようですが、穏健派に選挙で勝利してガザ地区を占拠してイスラエル側に攻撃を仕掛けたみたいです。イスラエルのネタニヤフ首相は極右派で以前からパレスチナを力で封じてきた過去がありますので、今回どのような反撃を行うか不安視されています。

ウクライナとロシアの戦争もどこまで続くのか誰しも見当がつかないようです。ウクライナに対する欧米諸国の支援疲れが顕在化しつつある中で、停戦合意が未だに見えない状況であるのも事実です。国連も米国も分断の中で仲裁どころの話ではないようです。東西冷戦が終わり世界は民主化が進みましたが、世界各地での紛争は無くならないのは残念です。日本も地政学的に周辺国との軋轢はありますが、平和外交を怠らないことが肝要だと考えます。

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