2025年2月12日水曜日

今は昔

昨日、1949年にスタートしたNHK紅白歌合戦の放送100回を記念して、1969年の第20回紅白歌合戦の記録映像がTVで放送されました。ちょうど1970年大阪万国博覧会を翌年に控えた年末の紅白歌合戦でした。妻と一緒にスタートからラストの「蛍の光」の演奏まで拝見しましたが、往年の有名歌手の歌声を再び聴ける機会を得て大変満足しました。トリは男性歌手森進一さん、女性歌手が美空ひばりさんで、大変懐かしい歌手の方々が出演していました。

当時は私も田舎の高校2年生でしたが、家内は中学2年だったようです。時代は日本の高度成長期の真っ只中で、翌年の万博のアメリカ館ではアポロ11号が持ち帰った月の石が展示されるという高校生の我々には夢のような大阪万博でした。高校の修学旅行も京都・奈良観光、大阪万博、日光東照宮、東京見物と大変豪華なものでした。その前年の紅白歌合戦でもあり、時代を背景にしてテレビ放送も大変活気がありました。

まだ東京オリンピックでは初めてカラー中継されましたが、一般にテレビのカラー放送がまだ無かった時代で、一般家庭のテレビも白黒が普通でした。当時のプロレス中継でのレスラーの顔面出血も白黒でテレビでは驚くほどの興奮はありませんでしたが、実際に観戦している観客が出血したレスラーを見て失神して亡くなることもありました。 犯罪事件も現代社会のように多くなかったと記憶しています。

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