2025年6月30日月曜日

親子水入らず

 久しぶりに次女が帰省してきました。四国に赴任している次女の亭主が1週間ばかり海上勤務という事で、慣れない田舎で一人で留守番するより実家に帰省していた方が安心という事になったようです。実は私が病院で検査を受けることになったことも気になったようです。もし私に何かあったらどこに何があるか分からないと家族が困るので整理を妻にも頼まれたようです。

普段、整理もしない我が家の中で次女が帰省すると部屋が一新するほどきれいに片付けてくれるのです。今回も書類の分類を次女の手伝いの下で実行しましたが、整理したところ大量のゴミが出てきました。我が家の洗面所も次女がやってくるときれいに整理され過ぎて使い勝手が変化することもあります。兎に角、きれい好きで台所もきれいにしてくれるので妻は助かるようです。

私自身も日頃から少しは整理するのですが、次女は兎に角几帳面な性格なのでこちらも不用品の整理で助かることがあります。ところが次女の亭主はもっと几帳面のようで夫婦とも相性はいいのではないかと結婚半年過ぎて思う次第です。実は先週も触れましたが、最後に蛇足ですが、私と妻も本日、無事に結婚47周年を迎えました。

2025年6月27日金曜日

夢を語る

本日は何年ぶりに某社の株主総会に出席しました。一株主としてもう30年以上も僅かながらご支援させていただいている会社ですが、いつも創業者の夢を語る姿に多くの株主が明るい希望を抱くのです。その会社では先行投資が失敗することもあり、いつも危ない橋を渡るので株主も心配なのですが転んでも転んでも再び起き上がる会社です。

多くの日本の大会社でこれほど公に夢を語る経営者もいないような気がいたします。これほど毎年多くの株主が質問する時間を最大限に提供する会社も少ないし、すべての質問に経営者が一人で丁寧に回答するのです。会社側が何ら隠し事をしないので経営陣と株主の信頼関係がずっと前から続いていますし、いつも夢を聴かされます。 

一つ懸念することがあるとすれば創業者の後継者問題です。創業者が偉大であればあるほど後継者はなかなかいないものです。その事は常に創業者の脳裏にはあると考えますが、万が一の時の市場への衝撃は計り知れないものでもあります。私自身も小さな会社を経営してきましたが、万が一のことを考えて夢を実現するため行動に踏み切りました。

2025年6月26日木曜日

47年記念日

 昨日、6月25日(水)はサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」という曲で1978年にデビューして47回目の記念日でした。実は私と妻が入籍したのは、その4日後の6月29日です。その翌日、6月30日に結婚式を二人で静かに札幌の教会で執り行いました。会社の上司や先輩方からも式に出たいと言われたのですが、入社したばかりで自分たちの両親を札幌まで招待する経済的余裕もなかったので会社の方々にも丁重にお断りしました。

結婚式を済ませて自宅でゆっくりしていたところ会社の方から電話連絡があり、すすき野の某所でお祝いをするから来てほしいと言われたのです。上着のジャケットすら持っていなかったので、Yシャツ姿で出席したことを覚えています。入社したばかりの私のために大勢の先輩社員の方々が集まってアトラクション付きで盛大に祝福してくれました。その後、社員の方からはこれまでの結婚式で一番素敵で楽しいディナーショーだったと言われたことを記憶しています。

ということで、私も結婚してこの6月29日で丸47年になります。新婚当時は会社の休みもなく月に2日間の日曜日だけでした。しかし、新婚旅行だけは1週間休めて会社の先輩が貸してくれた通勤用の車で北海道1周をしました。道中、ある駐車場の中でタイヤが一本パンクをしたためトランクに入っていたスパイクタイヤに履き替えざるを得なかったのですが、車体のバランスが崩れて乗り心地が悪かったことを思い出します。初めての北海道は楽しい思い出ばかりでした。

2025年6月25日水曜日

総会

 人間関係で悩んだり衝突したりする人がいます。私は先日行われたマンション管理組合の総会で理事に選出されました。総会への出席も毎年委任状を提出して10年以上欠席していましたが、順番で理事が巡ってきたので今回久しぶりに総会へ出席しました。かつて住民が現役時代には仕事で多忙の中でも男性の役員が大半で、総会も理事会も運営されていたように記憶しています。

しかし現在では現役をリタイアされた方が多く、配偶者を亡くして独居の住民も増えていますので女性の役員が増えています。時代に合って男女平等で非常にいい傾向なのですが、総会ともなると出席人数も増え、意見を述べたい男性の住民が出席される傾向にあります。いわゆるモノ言う組合員ですが、役員もその対応に苦慮されていることが今回分かりました。

事情を調べてみますと、住民間で意思の疎通があまり取れていないことに気づきました。つまり企業社会を退くと人間関係も希薄になり日常生活でプライドがぶつかり合うようです。歳を取ると頑固になる方もいますので議事が中々進行しないことが分かりました。年に一度の総会なので組合員の意見を聴くことは重要なのですが、当該管理組合にも時代の変化を感じます。


2025年6月24日火曜日

健康管理

人は生身ですので人それぞれに体質があり、持っている遺伝子も違います。年齢に関係なく病を患う人もいれば老いてからも比較的健康な人も存在します。持って生まれた遺伝子は変えられないので、両親や親族などの遺伝子に由来することもあるようです。素人判断ですが、病もひとつだと考えます。ですから早期に自分の体質を掴み定期的に点検すべきなのです。

人生を振り返ってみますと、私自身これまで病院には何度も縁がありましたが命に係わるような大病は幸運にも患ったことはありません。怪我の功名と言いますが、入院してもその都度自分自身の健康管理には注意してきたからだと考えます。お蔭様で今も健康を維持しています。

人は生身ですので身体に何も症状がないのは寧ろ奇跡だと考えるべきです。外科的にも内科的にも長く生きていればあちこちに支障がくるのは当然です。人それぞれ体質も遺伝子も違うので症状も違って当たり前なのです。要は若い頃から健康管理だけは欠かさないことですね。 

2025年6月23日月曜日

地域社会と繋がる

役員を退任して10日間になりますが、漸く会社の事をあまり気にしないで毎日を送れるようになりました。企業は2025年4月から従業員を65歳まで雇用することが義務付けられました。私も経営者の頃は定年制は不要だと感じていましたので良い流れだと考えています。しかし、65歳以降でも充分に働ける人は多いと思いますので、企業の判断で雇用を延長すればいいと考えます。

国も雇用を企業に押し付けるのではなく、希望する高齢者には国が働く場を考えて斡旋すればいいと考えます。 GDPのランキングは世界で4位ですが、一人当たりのGDPは38位と言われて韓国や台湾よりも低いのです。つまり、働かない働けない高齢者が多いために世界一の高齢化率の日本は生産性が低いのです。

行政の知恵次第で日本の高齢者をもっと生かす道はあるのではないでしょうか。ボランティアに近い形で高齢者をもっと地域社会で活用したら、若年層の共働き社会も経済的にも精神的にも助かるのではないかと考えます。私自身も自由な時間が増えてきましたので、微力ながら社会へ少しでも還元できる人生を歩みたいと考えています。

2025年6月20日金曜日

映画

 映画は小学生の頃から大好きでしたが、田舎では近くに映画館も無かったので時々鑑賞する程度でした。田舎から上京して嬉しかったのは学生時代に映画が頻繁に観れることでした。しかし、社会人になって、そして結婚して子どもが出来てからは仕事と家庭の往復ばかりで映画は滅多に観ませんでした。

横浜という大都市に住むようになって漸く見たい映画を時々観るようになりました。それでも仕事の関係でのんびりと観る機会は少なかったと思います。この6月に役員を退任してやっと自分の人生が自由になったような気がします。早速、封切の映画に注目して1週間に1本のペースで観ています。

私自身の感想ですが、若い頃と違って洋画も邦画も大作が少なくなったということです。各受賞作品は観るようにしていますが、何度も観たいと思えるような作品にはあまり出合ったことがないように感じます。寧ろテレビドラマの方で感動することが多いのが正直なところです。

2025年6月19日木曜日

お米の話

 入梅したばかりと思っていましたが、梅雨明けのように真夏の暑さが続いています。高温がもたらす熱中症や食中毒はこの時期に発生しやすいので、今後は日々の生活でさらに気をつける必要があります。お米も備蓄米の安値による大量放出で庶民の生活やご商売されている方にもいくらか助かっていると考えますが、新米がこの暑さで生育が順調に進むかどうか生産者は心配されているようです。

新米が不作だと出荷量が不足しますので市場価格が高騰せざるを得ない状況となります。かつては北海道のような寒冷地では本州のようにお米が育ちにくいと言われていましたが、寒冷地に強いお米が開発されて、今や北海道は国産米の中でもブランド米「ゆめぴりか」など美味しいお米の取れる産地となりました。また地球温暖化で本州と夏の気温が変わらなくなりました。

熱中症や食中毒の予防とともに、寒冷地に強いお米の開発よりも、これからは温暖化に強いお米を開発して生産者が安心してお米の耕作ができる環境が必要と考えます。小泉農相の登場で流通過程による米価の複雑な取り決めの実態があぶりだされようとしています。これまでの日本の農政を未来型に改革しないと日本の食料自給率は改善しないと考えます。


2025年6月18日水曜日

社員の成長

 昨日は元経営者仲間との懇親会が催されました。中小企業には元から人材が不足しているので、弊社の場合も会社を成長させるために外部から専門人材を招き入れました。人材教育は積み重ねてきた長年のキャリアが必要です。昔から社員は上司の背中を見て成長すると言われているように企業には見本となる上司の存在が求めれます。

しかし、中小企業は大企業のように人事異動がないために上司の背中が代わらないという短所もあります。そのために社内競争が存在しなくて部下の成長も停滞してしまうこともよくあります。弊社もその時期が到来していた感があり、経営の主体を変えなければ更なる社員の成長も望めないと考えていました。

元経営者仲間も頑張ってきましたが、人材教育上は限界も見えていました。社内改革を目指さなければ今後の成長は難しいと考えたのです。外部から専門人材を増やすのも一つの方法ですが、中小企業では折角仕事に慣れた人材を人事異動として簡単に入れ替えるのは容易ではありません。やはり経営主体が代わることが弊社として必要だと最終的に判断したのです。

2025年6月17日火曜日

サークル

 先日は久方ぶりに会社のバドミントンサークルへ参加してきました。しばらく参加を欠席していたので今回は早めに参加申し込みをしたのです。しかし、当日(先週の土曜日)になると急に悪天候となりキャンセルしたい気持ちでしたが、社員の皆さんと楽しめる貴重な機会でもあるので雨の中出かけたのです。今回は参加者数も20名と大人数で大半は20代の若手社員の皆さんでしたので気持ちが若返りました。

メンバーが入れ替わりながら4つのコートで全員が4試合をこなしましたが、参加者の誰一人怪我をすることもなく無事に試合を終えました。寧ろ私自身が社員の方に怪我で迷惑を掛けることもなくバドミントンを終えることができて良かったです。久しぶりに参加したためかなり気分的にもエキサイトしましたが、とても楽しいサークルでした。

健康で若い人たちとスポーツができることは幸せなことです。私の同世代は皆高齢なので元気に毎日を過ごせるだけでも大変ありがたいことなのです。この歳になってみると健康ほど貴重なものはありません。毎日の食事が美味しく食べられて、身体も自由に動けることは何より大満足なことです。これまで長年にわたりご支援して頂いた多くの方々に感謝申し上げます。

2025年6月16日月曜日

再スタート

 38年間の役員人生を漸く6月13日に終えました。今考えると若い時に役員に就任したものだと自分のことながら不思議です。仮に大学を卒業してサラリーマン生活を送っても38年間も過ぎると定年を迎えます。たまたま私はオーナー社長として36年間務めてきたため個人的にも大変充実した人生でした。存分に会社人生を満喫しましたので、そろそろビジネスの世界に一区切りをつけ再スタートしたいものです。

日本経済も成熟化して経済成長率も上昇しなくなりました。端的に言えば、団塊の世代が引退して労働力が減少しているのと中国をはじめ周辺国が軒並みに経済成長してきたからです。日本は付加価値のある産業を目指していかなければならないという意見は以前から言われてきたことです。しかし、基幹産業を重視してきましたがITによる産業構造の変革は遅すぎました。

時代は次世代へ向けてAIへの投資で世界中が競っています。何もしないと既存産業まで国際競争力を失いかねないからです。2030年にはAIが普通に産業の中に浸透します。もし海外からAIのノウハウを導入したら将来にわたり莫大な費用が掛かります。今はAI技術も過渡期なので今のうちから積極的に仕事の中で試し使いを始めたいものです。私も遅れないようにします。



2025年6月13日金曜日

スモールビジネス

 BUCAと言われる今、スモールビジネスが全国的に立ち上がろうとしています。日本の大企業も海外で稼いでいるところを除けば将来性に成長は難しいと言われています。外貨を稼がなければ日本は生きていけませんが、その役割は海外との競争力のある企業に限られています。日本の中小企業に求められているのは海外勢に負けない技術力を維持発展させることです。

しかし日本の中小企業も現在は後継者問題を抱えています。会社の跡を継いで事業を維持していく後継者も少ないし、後継者のなりても少ないのが現状です。一方では既存の産業界に将来性に限界を抱いている若者も多いのが事実です。大企業に就職しても将来まで働けるという保証もないという考えを持つ若者が増えています。

私も中小企業のオーナー社長として36年間勤めてきましたが、経営トップ程やりがいのある仕事はないと感じてきました。最初からお金も人もいないため苦しいことも多々ありましたが、地道に経営を続けていれば必ず幸運も味方します。弊社も社員が定着せず経営的に厳しい時代がありましたが、真面目に学んで自己変革を怠らなければいつしか運が味方をするものです。


2025年6月12日木曜日

ウォーキング

弊社が健康経営に取り組むようになって10年近く経ちますが、お蔭様で行政からも様々なご支援を戴きながら従業員への健康管理も近年さらに充実してきました。最近は毎年のようにウォーキングアプリによる社内チーム記録コンテストも行われますが、遂には健保組合主催での組合員によるチームコンテストも実施されるようになりました。

記録を自己管理するのは面倒ですが、団体でのウォーキング競技となると自然に体が毎日のように動きます。この数日は天候に恵まれず目標の一日8千歩を下回り、一日平均5千歩と下がりましたところ会社から指摘を受けましたので、早速2日連続で1万歩を超えるウォーキングを実施しました。

本日は早朝から晴れ間が見えたこともあり、テレワークを兼ねて人の少ない山下公園を散策しながら大桟橋に停泊中で竣工したばかりの飛鳥Ⅲを見物してきました。ツアー航海の就航はまだ何か月か先のようですが、様々な荷物が多くの作業員によって運びこまれていました。すべからくウォーキングに徹した一日でした。 

2025年6月11日水曜日

タフネゴシエイター

交渉人のことをネゴシエイターと言いますが、重要な交渉事にはタフネゴシエイターが必要となります。特に国同士の外交交渉において交渉の結果は国益に結びつきますので、容易に相手方の提案に譲歩してはならないのです。企業における取引契約も同様で、タフネゴシエイターが社内に存在しない時は経営者自ら条件交渉に臨まなければなりません。

今、トランプ政権との関税交渉で担当している赤沢大臣を選任したのは石破政権のいい判断だと思います。日本の首相で優れていたネゴシエイターは安倍元首相だったように考えます。長期政権でマイナスのイメージもありましたが、海外との外交交渉においてはずば抜けた能力を有していたように感じます。ロシアのプーチンとも米国のトランプとも対等に交渉していました。

人には向き不向きがありますので、国でも企業でも対外交渉においては適材適所の人事を行うことが重要です。タフネゴシエイターは中々存在しませんが、赤沢大臣は素晴らしい交渉をしていると考えます。80年代の日米の歴史を引きずっているトランプも日本の基幹産業に何としてでも関税を掛けようとしています。日本に交渉で負けたくないという米国のプライドがあるように見えます。‐

2025年6月10日火曜日

紙ごみ

定期的に紙ごみの処分をしていますが、紙の資料は昔から無くならないものです。最近はデジタル社会で電子データで保存することも有りますので、企業などでは紙の消費量も随分減少しています。様々なところから自宅へ送られてくる紙の資料は処分しないとあっという間に増えていきます。

紙の使用は急には無くなりませんが、データを簡単に保管する術があれば紙の使用も減るでしょう。個人情報のある紙の資料は家庭用のシュレッダーで裁断していますがこれは必需品です。家庭へ外部から送られてくる書類や資料もデータで保存する保存する日がいずれくるでしょう。

コロナ禍は人々に被害ももたらしましたが、デジタルの活用を大いに広げてくれました。テレワークでオンラインの会議も普通にしてくれたと同様に個人の保管すべき書類や資料も倉庫に仕舞うように、将来はクラウドに個人用データとして保管する時代がやってくるかもしれません。 

2025年6月9日月曜日

某NPO講演会

本日はコロナ禍後ずっとオンラインで参加していた某NPOの講演会へリアルで聴講しました。メンバーの中には懐かしい方も見えていましたが、だいぶ新しいメンバーが参加していました。残念ながらかつての講演会と比べると参加者数が減少したようです。

テーマは大阪万博に関しての意見交換でしたが、ビジネスとして関心が薄かったのかもしれません。今後のビジネスで話題となる技術が見えにくい現状にあるのでしょうか、大阪万博が経済の先行きを示す最大イベントに今一つ物足りなさがあったのでしょうか。

私自身はまだ訪れていませんが、世界的に目玉となる出し物があるのかどうか今一つ疑問です。1970年の大阪万博は76か国の参加で今回2025年の万博は158か国だそうですが、世界旅行に訪れたと思えば様々な国の文化などに触れる機会が得られるのではないでしょうか。




2025年6月6日金曜日

戦争犯罪

いつも不思議に思うことは、人を殺した場合、刑法で殺人罪の法定刑は死刑、無期懲役、または5年以上の懲役と日本の法律では規定されていますが、戦争で人を殺しても罪は問われないのです。同じ殺人でも国が起こした戦争に兵隊として徴兵されて人を殺戮しても寧ろ英雄扱いになるわけです。つまり強制的に徴兵されて戦地で人を殺すことは犯罪に値しないのです。

かつて日本が敗戦して戦後行われた極東国際軍事裁判では日本の指導者28名が侵略戦争の責任を問われ戦犯として裁かれましたが、実際に兵隊が戦地で人を殺しても罪は問われませんでした。現在、ロシアのプーチン大統領に侵略者として国際刑事裁判所(ICC)では戦争犯罪人として逮捕状が出されていますが、現実のところなしのつぶてです。

確かに戦争は当事国同士の戦いなので双方とも殺人が犯罪として処罰の対象とならないのですが、本来は国連で裁判して戦争犯罪を厳格に問うべきだと思います。そうしなければ指導者による一方的な戦争はいつまでも終わらないし、双方に多くの国民を犠牲にしてしまいます。戦争が超法規的措置であることは理解できますが、だから放置していいはずはないと考えます。

 

2025年6月5日木曜日

メガネ

 昨日、今日の「徹子の部屋」に66歳当時の故長嶋茂雄さんが出演されていました。前年に監督としてのユニフォームを脱がれ野球人生に終止を打たれてやっと自由になられたばかりのようでした。しかし、その2年後の68歳に脳梗塞で倒れて右半身不随ながらも20年もの間多くのプロ野球ファンの前に姿を現していました。

今日は長嶋さんのメガネがとても印象的でしたので、外出のついでに久しぶりにメガネ店へ入りました。テレビ放送の度に違ったメガネをかけている長嶋さんの表情を見て、一番似合っていそうで自分でも気に入った形のメガネを探してみました。

結果的には自分に似合った手頃な値段のメガネを購入しました。店頭に並ぶ多くのメガネから選ぶのは難しいですが、パソコンやスマートフォンといったデジタルデバイスから目を守るというプレートに記されたセールスポイントが買うきっかけとなりました。

2025年6月4日水曜日

李在明新大統領の誕生

注目していた韓国大統領選は最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が当選し本日午前、大統領に就任します。3年ぶりに保守系の尹政権から革新(進歩)系へと政権が交代することになります。安倍政権時代から日韓関係は進展しなかったため保守系の候補が日本政府側からは水面下では期待されていたと考えます。

李李在明(イ・ジェミョン)氏の言動はこれまで日本政府に対して厳しい態度でしたので、果たして今後の日韓関係はどうなるのでしょうか。日本は議院内閣制で国民に首相を直接選ぶ権利はないため、国会で選任されるので極端に外交姿勢が変わることはありません。しかし海外は政権が変わると外交においても温度差が生じることはあり得ます。

国民による大統領の直接選挙はイデオロギーの違いで国民の間に分断が生じます。韓国大統領の任期は5年と長いので、日本政府の外交姿勢はこれまでの延長戦というわけにはいかないでしょう。韓国の新政権によって日米間の連携がどのように進展していくのか注目すべきです。韓国も極端には対日姿勢は変わらないと考えます。

2025年6月3日火曜日

長嶋茂雄さん

まだテレビが家庭にない小学校の頃、ラジオで聴くプロ野球放送は巨人の長嶋茂雄さんと王貞治さんの活躍ぶりに夢中でした。昭和時代の子どもたちに夢と感動を与えてくれた元読売巨人軍プロ野球選手、終身名誉監督で大勢の憧れの的であった長嶋茂雄さんが、本日の早朝に病院にて89歳で亡くなられたというニュースが流れてきました。

テレビが各家庭に普及して、もっとも人気のスポーツ選手といえばプロ野球選手の長嶋、王、プロレスの力道山、相撲の大鵬などが注目されていました。中でもプロ野球の長嶋選手や王選手は当時の子どもたちにとって大きな夢と憧れの存在でした。長嶋さんは50年前の1975年に38歳で現役選手を引退されましたが、今日では監督時代のご活躍がよく知られています。

68歳で脳梗塞で倒られた後も懸命なリハビリで奇跡的に回復されてファンの前に姿を出されていました。89歳で生涯を終えられましたが、昭和時代からの長嶋ファンは長年にわたり絶えないほど大きな存在でした。昭和100年といわれる今年、野球人生を89(やきゅう)歳で、しかも永久欠番の背番号3の6月3日に生涯を終えられたことがとても印象的でした。




 

2025年6月2日月曜日

メルケルのインタビュー

 久しぶりに5月27日現在で来日しているメルケル氏(ドイツ元首相)のインタビューを聴く機会を得ました。共著で出版記念に来日され日経のインタビューに応えられたようです。LIVEではなかったのですが、約1時間の貴重な生のインタビューを拝聴できて本当に良かったです。

メルケル氏については現役の活動状況なども関心がありましたし、NHKの「映像の世紀」でも彼女の首相に上り詰めるまでを視聴しました。元東ドイツの彼女はソビエト連邦の崩壊による「ベルリンの壁」が無くなりドイツが統合されて政治の舞台に頭角を現しました。

イギリスのサッチャー政権以来、久々の女性首相の誕生でした。東西冷戦も漸く落ち着き始めEUという欧州経済共同体もできました。かつてはロシアも入れて新しくG8も進むかと思われましたが実現しなかったのです。NATOへの加盟国も増えて、その後のロシアとの緊張も生まれたのだと考えます。

日本の安倍元首相も今日存在しなくなり、メルケル氏も政界を引退しているようです。過去の為政者と比較するのは無理ですが、日本はもっと首相がリーダーシップを発揮して外交に力を注いでほしいところです。首相や大臣には国民に見える形でメルケル氏を見習って政治の実行力を発揮していただきたいものです。