2025年11月28日金曜日

本日の国会

本日28日、ガソリンの暫定税率廃止法案が参議院本会議で可決、成立し、12月31日に正式に廃止されます。1974年に一時的な措置として導入され、その後半世紀以上にわたって維持されてきた法律ですが、元々は先の参議院選挙で自民党が少数与党に転落した後に8月に立憲など野党が提出していた法案ですが、成立して本当に良かったと思います。

法案成立によって自民や立憲など与野党6党は、今後暫定税率の代わりになる安定した財源の確保に向けた検討を進め、1年程度をめどに結論を得るとしているようです。私自身は車を所持していませんが、諸物価高騰が続く中で国民生活への家計負担軽減に少しでも繋がれば良いのではないでしょうか。

また、これまで「103万円の壁」と言われていたものが、2025年からは「123万円の壁」に変わりましたが、さらに引き上げようと検討されています。つまり扶養親族の所得要件の改正です。少子高齢化で勤労者の社会保険料の負担も増えてきていますので、家庭での手取り収入が増えることは社会全体へプラスに作用すると考えます。


 


2025年11月27日木曜日

外国との付き合い方

かつて大学生の頃に京大の高坂正尭教授の教えを聴く機会がありました。ところが先日、某新聞のコラムに高坂先生の素晴らしいお言葉が記されていましたので、私自身生成AIで再度詳しく調べてみました。私の問いの内容は高坂先生の考える外国との付き合い方(外交思想)の要点を知りたかったのです。お互いに勉強しましょう。


1.「節度あるリアリズム」

 ・理想主義でも、過度な現実主義でもない中庸を重視。

 ・国家利益を現実的に判断しつつ、倫理や国際協調も尊重する姿勢。


2.同盟(特に日米同盟)の現実的な重視

 ・日本単独では安全保障を維持しにくいため、同盟は不可欠と考えた。

 ・ただし「盲従」ではなく、日本としての主体性を持つことが前提。


3.国際協調と多角的な関係構築

 ・日本は周辺国と歴史的・地政学的な緊張を抱えるため、米国だけでは

  なくアジア諸国や欧州ともバランスよく関係を築くべきと主張。


4.「海洋国家」としての日本の立場を意識

 ・日本は貿易で成り立つ国家であるため、海洋の安全・自由な国際秩序

  の維持が死活的に重要だとした。


5.感情的なナショナリズムに対する警戒

 ・外交は感情ではなく「冷静な判断」が必要。

 ・国民感情に寄りかかり過ぎる外交は危険と指摘。


  以上



 


2025年11月26日水曜日

家族関係

 不朽の名作とも言える芸術作品を世に出すアーティストは本当に凄いと思います。音楽、演劇、絵画、映画、小説など上げたらきりがありませんが、モーツアルトやベートーベンのクラシック音楽など200年以上も前に作られた作品が現代にも通用していることは凄いことです。名画といわれる映画も不朽の作品といえるものも存在しますが、現代人はクラシックなどに親しむほどにはあまり鑑賞しないのではないでしょうか。

子どものころに映画を見る機会があまりなかった時代には学校で映画鑑賞の機会が時々ありました。大人になってから再度同じ映画を観る機会もありましたが、体に沁みる感じ方が子どもの頃とだいぶ違っていました。その点はほかの芸術作品においても同じだと思います。この歳になって妻と二人で毎日就寝前にTV録画を観て過ごしていますが、大体感じ方は共通しているようです。

我が家は二人とも田舎育ちなのでどちらかというと内心素朴さがあります。TV番組も「ポツンと一軒家」とか「小さな村 イタリア」「人生の楽園」など決まった番組を二人で楽しんで観ています。どの作品も共通しているのは家族を大事にするし、家族関係や家庭環境がとても良いことです。人間がまともに育つには素晴らしい家族関係の存在が必須です。


2025年11月25日火曜日

スピード昇進

11月23日(日)の大相撲九州場所はウクライナ出身力士、関脇・安青錦が初優勝しました。我が家でも、土曜日に安青錦が横綱・豊昇龍を破って互いに11勝3敗、 横綱・大の里が大関・琴桜に敗れて11勝3敗で3力士が並びましたので、翌日の千秋楽が3人の優勝争いとなり大変楽しみでした。しかし、当日になって横綱・大の里が急遽休場となり横綱・豊昇龍が不戦勝となって一足先に12勝3敗となりました。

千秋楽最後の取組で関脇・安青錦が大関・琴桜を破り12勝3敗で横綱・豊昇龍と並び、12勝3敗同士で優勝争いとなったのです。前日に関脇・安青錦に敗れていた横綱・豊昇龍は今度こそという強い気持ちで優勝争いに臨んだと思いますが、結果は再び関脇・安青錦が横綱・豊昇龍を破って初優勝を飾りました。我が家ではウクライナ出身の関脇・安青錦を応援していましたので、夫婦で大喜びをした大相撲の千秋楽でした。

昨日は娘が打ち合わせのために「みなとみらい」へにやってくることになっていたので、我々夫婦も現地で待ち合わせのため出かけました。関脇・安青錦の初優勝の翌日でもあり、天気も快晴となり大変気分のいい一日でした。ウクライナ出身の関脇・安青錦は3年前に来日してスピード昇進で三役入りし、小結・関脇とひと場所で来場所は大関になるだろうと予想されています。また大相撲の楽しみが増えた先週の出来事でした。


2025年11月21日金曜日

造船について

高市政権の成長戦略の中に日本の造船業を強化しようという狙いがあります。四方を海洋に囲まれている日本は空路輸送は勿論ですが、大半の輸送は船舶によるものです。船舶輸送は様々な種類の船舶によって物資が輸送されます。たまたま娘が海運業に勤めていましたので毎年カレンダーで目にする船舶の種類にも注目していました。かつては海運業と共に造船業も日本は世界一でしたが、現在の造船業は中国や韓国が中心です。

安全保障上も造船業を国内で強化させることは大変重要な国家戦略だと考えます。造船業において船舶の種類は多岐にわたります。防衛省が調達する船舶から民間用の船舶まで実に様々です。半導体製造と同様に造船も高度な技術が要求されるので蓄積された技術が重要です。かつて世界一だった日本の造船業が中国や韓国に後れをとったのは国家戦略事業としてこなかったからです。 

周囲を海に囲まれた日本は海洋王国として独自の産業で強みが発揮できるからです。半導体産業も造船業も海外と比較して技術的に周回遅れとなっている面もあるでしょうが、日本の将来を支える技術として重要な産業の柱になるのではないかと考えます。海洋資源探査船などもレアアースを採掘するうえで必要とされています。国家戦略としての強化を期待しています。

2025年11月20日木曜日

挑戦すること

 成功者を妬んだり羨まがったりするのは人として普通です。人への嫉妬が自分の願望に変わり、目標となりチャレンジする行動に進めればいいのですが、そう人生はうまくいかないようです。1975年に35歳でエベレスト初登頂に成功した登山家の田部井淳子さんも、自分一人がエベレスト登頂の成功者となり世間から脚光を浴びたことで、一緒にエベレスト登山を目指した女性登山家の仲間から嫉妬され精神的にも病でも大変な苦労されたようです。

映画は田部井淳子さんをモデルにフィクションとして作られたものですが、一人だけが物事の成功を収めると周囲は嫉妬するのが普通です。登山家も冒険家も自らの偉業を果たすために単独で危険を承知で実現に臨みますが、有名な登山家や冒険家が単独で挑戦して嵐などに遭遇して帰らぬ人となったことは少なくないのが現実です。当時は女性登山家が少なかった時代でもあり単独でのエベレスト登山は難しかったのでしょう。

事業においても成功した人が疎まれることは普通です。しかし、事業でも成功と失敗は表裏一体で、事業で成功を収めることはたまたま偶然に幸運に恵まれただけで、一般的には至難の業であり大成功は稀れだと感じています。だからこそ、人生でチャレンジすることに意義があるのです。誰しも失敗はしたくないのですが、不運にも危機に遭遇して成功を掴み損なうことはあります。命を落とさなければ何でも挑戦していいのではないでしょうか。

2025年11月19日水曜日

本日の出来事


本日は定期的な妻の通院に付き添いましたが、病院内で見かけたまだ首の座らない赤ん坊を抱っこした若い母親 を見て、ふと生後100日を経たばかりの長女を妻が抱きかかえて九州の長崎から北海道の札幌へ戻ってきた当時を妻と二人で思い出しました。気が付いてみると我が長女も今や中年となり、我々老人夫婦を後ろから追いかけて生きてきたようなものです。

最近は2か月に一度の通院となりましたが、大病院であるゆえに毎度外来の患者さんの多さに驚きます。エレベーターに乗ろうとしたところ、大勢の中国人来院者でしばらく乗れないような状況でした。医療の見学なのか研修なのかわかりませんでしたが、昨今のぎくしゃくした日中関係がふと心に浮かんできました。政治による行き違いは社会に様々な悪影響を及ぼします。

「覆水盆に返らず」ということわざがあるように、一度起きたことは元に戻すことができないので、重要な局面において政治家は最善の注意を払って発言しなければなりません。相手の信頼を回復することは容易ではないので発言においては細心の心がけが必要です。病院経営も多くの患者さんの支えがあるから成り立つのです。丁寧な対応の医師に感銘しました。



2025年11月18日火曜日

本日の学習

昨今、様々なストレスで悩む方が多い時代となりましたが、本日は某経営者の勉強会で「心の回復 6つの習慣」というテーマでご専門の方の講演を聴きました。交流分析を使って自分自身を知るということで講演の前にエゴグラムの50項目によるアンケート調査がありました。エゴグラムの結果で自分自身のパターンが表現されるとのことでした。

ちなみに私の分析結果は「わいわいパターン」で、特徴として・明るく楽しい雰囲気の人に見られる・自他ともに肯定的・自分勝手になりやすいので、物事を冷静に判断し、それに基づいて行動したり、自分の本当の気持ちを抑えて周囲の期待に沿おうと自然な感情を出さない面が低いので改善する必要があるとのことでした。

確かに私が自分を知る部分で該当する面がありましたので、自分自身を知り今後弱点を補う手法として参考になりました。生きているとストレスはつきものですが、感情の受け止め方は人それぞれです。人との交流をスムーズにするためには相手を理解することも大切ですが、自分自身を知ることで弱点を補うことが可能となるようです。今後の参考にしたいと思います。

2025年11月17日月曜日

第九演奏会

昨日は年末に当たり、一足先にベートーヴェン作曲の歓喜の歌である「第九演奏会」に行って参りました。年末恒例のNHK交響楽団の演奏も欠かさずに毎年視聴していますが、やはり生演奏は迫力が断然に違います。

第一部はビゼーの「カルメン」前奏曲とアラゴネーズ&ジプシーソング、マスカーニのカヴァレリアルスティカーナ「間奏曲」、ヴェルディの「リゴレット」より「女心の歌」(テノールソロ)、カプアのオーソレミオ(テノールソロ)、モーツァルトの「後宮からの逃走」序曲。

第2部がベートーヴェンの交響曲第9番第4章「合唱付き」で併せて2時間の演奏会でした。毎年、年末は第九の演奏会を聴かなければ迎えられないような気が致します。静かな夜はモーツァルトの交響曲に限りますが、明日の勇気を与えてくれるのがベートーヴェンの曲ですね。

 

2025年11月14日金曜日

我が家の一日


毎朝4時に目を覚まし、NHKのラジオ深夜便を聴いて5時に起床します。新聞を読み、仏壇に水とお茶を供えると妻も6時前には起きてきますので、寝床を片付けます。それから朝食ですが、途中6時25分から6時35分までテレビ体操して、再度朝食を続け7時に食べ終わり、妻は新聞、私は自室にてスマホでCLUBHOUSEに8時半まで時間をつぶします。そのあと8時半から掃除機をかけて洗濯物をベランダまで運びます。

この我が家の生活習慣は1年中何も変わりません。朝・昼・晩の料理づくりは妻の仕事で、食後の片付けは私の仕事です。洗濯も妻の仕事ですが、14時前の洗濯物の取り込みは私の仕事です。夕食は17時から18時くらいまでですが、それからお風呂の準備、18時半から19時半が風呂に入る時間です。その前に夕食後のお茶碗洗いを済ませます。

あと夜は何もすることがないので、その日のニュースを見た後は妻と共通のTV番組を観ます。妻は布団に横になりながら20時前後には既に就寝しているようです。私も21時から22時までには就寝します。これが我が家での毎日の生活の流れですが、平日は深夜まで仕事をして帰宅していた現役時代とはとても想像がつかないような暮らしぶりになりました。


 

2025年11月13日木曜日

変化する時代

連邦議会でつなぎ予算が43日間を経て漸く可決され、米政府閉鎖が終了し連邦職員も通常勤務に戻ったようです。安心感でNYダウも連日高値を付けて、ドル買いが進みドル高・円安となって日本株もNYダウの高値と円安の影響で日経平均も上昇しています。日本国内の企業業績も市場予想を上回っている企業も増えているようなので注目しています。

株価の上昇によって企業の時価総額も増えますので、企業はより先行投資をしやすくなります。連日、AIのニュースは絶えませんが、AIを実用的に事業で活用しようと大企業が率先しているように昨今感じます。米国でもハイテク企業が集まるNASDAQより米国を代表する優良企業が集まるNYダウが元気を取り戻しているようです。

日本株でも同じような株価の動きが感じられます。今後、様々な分野でAIが活用されることで企業収益が拡大傾向になると考えます。スピード感を持った企業が優位に立つことでしょう。情報産業も他社と差別化した技術を企業に提供して存在価値を高めていかなければ将来的に生き残ることは難しいと考えます。大きく変化する時代が到来しています。

2025年11月12日水曜日

インフレはチャンス

 安倍政権以来、久々に高市政権でも日本経済成長戦略会議がスタートしました。国内外の投資家も注目しているせいか株式市場にも従来になく勢いが見られます。最近、自宅でラジオNIKKEIのザ・マネーという番組を聴いていますが、アナリストから見た企業業績の分析が大変勉強になります。株式市場は業績次第で反応することが専門家の説明からも納得できます。

相次ぐインフレで物価高に悩む国民生活が話題に上りますが、時代を見据えた企業の業績は確実に好転しています。最近は日経平均も5万円の相場が安定しつつありますが、半年や1年前には想像できなかったことです。物価高の反面、円安が続いているため輸出企業は好調です。今後、企業業績の改善で株高が続き国民の金融資産が増えていけば消費も増えていきます。

インフレは企業業績の向上とともに賃金の上昇にもつながります。話は変わりますが、大相撲の九州場所が始まりましたが、ここ最近は毎場所15日間、満員御礼の垂れ幕が下がっています。デフレの時代は相撲人気もいまいちで空席も見られましたが、今やチケットも取れない盛況ぶりです。相撲に限ったことでなく、スポーツ観戦やイベントも大いに盛り上がっています。

インフレと言いながら実際には娯楽に対する国民の消費も増えています。デフレで金利がない日本の時代も徐々に変わっていくでしょう。日本経済が強くなることを心より期待しています。政府の成長戦略によって投資が促進されることで日本の針路も徐々に見えてきます。これにDXが組み合わされれば日本の成長にも勢いがつくことでしょう。




2025年11月11日火曜日

言論の自由


最近、SNSの普及で誹謗中傷が大問題となっています。民主主義国家では言論の自由が憲法で保障されていますが、言論の自由といっても発言する時と場所と目的(T・P・O)によって一定の限度があると考えます。しかし、現実には常識の範囲を超えて他人を誹謗中傷する人が存在します。言葉は言霊と言われ、良い言葉を口にすれば良いことが起き、悪い言葉を口にすれば悪いことが起きると考える人もいます。

つまり、一方的に発した言葉が相手の心や行動に与える影響も少なくないのです。他人が発した言葉に対して感じ方や受け止め方は人それぞれ違いますので、発言においては十分に相手に気を遣うことが必要なのです。相手の意見に自分の考えで反論することはある程度許されますが、他人のことで事実でないことを発言するのは名誉棄損として訴えられても仕方がありません。

自己主張は認められますが、相手を誹謗中傷することはSNSが普及する現代社会ではある程度規制されるべきだと考えます。宮城県知事選挙における選挙戦での対立候補に対しての極端な誹謗中傷に対して、河北新報社が独自で行ったファクトチェックには新聞社としての表現の自由として同意できる部分があります。 自由の中にも制限があることを知るべきです。



2025年11月10日月曜日

秋深し

 11月も中旬に差し掛かり、気温の低下とともに市街地も少しずつ紅葉が美しくなってきました。ただ残念なことに、今年は異常な暑さの影響で10月から11月にかけて餌不足で冬眠を前にしたクマの出没が東北地方や北海道地方で相次いで、人命にもかかわる影響が出ていることです。自治体の要請で政府も対策に乗り出しましたが、自然界の異変がもたらした異常気象が動物の生態系まで影響する時代となりました。

日本においてはどこの産業でも人手不足の声を聞きますが、今こそデジタル化を進めて仕事の効率化と生産性を上げて余剰時間を有効に活用していくチャンスの到来ではないでしょうか。私も長年の会社経営で余剰人員を抱えたときの経営の苦しさを経験しました。人手不足は会社経営に成長への伸びしろがある証拠です。AIエージェントが人に代わり仕事に活かされていけば人間の可能性は広がるはずです。

解決の困難な人口減に産業界は悩むより、AIやロボットによるデジタル化を加速させた方が働く人々の幸せは得られると考えます。コメの問題も労働時間もそうですが、国が生産や労働政策に制限ばかり設けず、もっと市場経済に任せたらどうでしょうか。経済は生き物なので産業界自身が臨機応変に考えて政府は指導助言で後押しすべきです。現場と為政者の感覚の相違には常に時差があるからです。

2025年11月7日金曜日

若さを保つ

 年齢を重ねると若さを保つのは容易ではありませんが、先ずは外見に拘る心を失わないこと、次に人生に楽しみを持つことではないでしょうか。当然、身体が健康であることが第一です。我がことながら実は近く新しい環境に引っ越すことにしています。年齢的には今更と思われがちですが、新しい街での暮らし、それがこれからの楽しみなのです。

そんな話をすると元気で若いと言われますが、年齢の取り方は人それぞれです。自分の人生はいつまでも楽しみたいものです。夫婦で新天地に引っ越しをするということは、お互いに若い時代に戻ることでもあります。また若い人たちに囲まれた生活を再び取り戻すことでもあります。核家族化が当たり前で、普通は気が付くと周囲にシニア世代の暮らしが待っています。

やはり若者たちと接する場がなければ人間は周囲とともに年齢的に老けていきます。生きていく上では若い感性に触れたり新しい刺激が必要です。新天地でどんな暮らしが待っているかわかりませんが、今から想像は膨らみます。多くの楽しみを発掘して新しい生活を楽しみたいと考えています。身体が健康でなければこれからの人生を楽しむこともできません。


2025年11月6日木曜日

臨機応変に

 人前で話すのは苦手ですが、人との対話は大好きです。久しぶりにお会いする方と何を話そうかと事前に準備することは全くありません。お会いしてからの雰囲気で継続する話の展開が自然と見えてくるのです。約2時間の対話の予定が3時間になることもこれまでの経験で珍しくなかったようです。対話は相手のことも考えて、自分だけがしゃべり過ぎる傾向にならないように心がけています。

対話の話題は様々な領域にわたりますが、普段から多くの情報を深く知らなくても興味を示して精通していることが重要です。人には思想的にも心情的にも様々な考えがありますので、相手の考えを一方的に否定しないで理解を示さなければなりません。よく人から臨機応変に対応すると思われがちですが、人生でいろんな経験をしていれば徐々に判断力も磨かれます。

これまで危ない橋も多々渡ってきましたが、地道にコツコツ耐えて困難を乗り越えてきたように思います。よく諦めてはいけないと言われますが、どんな困難に遭遇しても自分自身が決して諦めなければ、浮上するまで歳月はかかりますが必ず周囲が味方して好転するはずです。常に三方よしの姿勢で行動するように努めましょう。本日はユリの蕾(つぼみ)です。



2025年11月5日水曜日

新政権初の衆議院本会議


 高市政権初の衆議院本会議にて首相就任における施政方針演説に関する多岐にわたる各党の代表質問を視聴しました。国会中継は今やネットでも配信されていますので受信機器があれば海外でもどこでも視聴でき大変便利になりました。しかし、現実に勤労者は国会中継を生で視聴することができないことには変わりません。

各党の代表質問を聴きながら与党と野党の質疑応答を理解することができます。しかし、互いに事前に書かれた質問と答弁の原稿が読まれるだけで本格的な議論はまだないので、どちらも一方通行という印象は視聴しててもぬぐえないのは現実です。積極財政を掲げる高市新政権による今後の国会論戦が楽しみです。

新政権への過度の期待感から連日上げ続けた日経平均も調整されています。NYダウが下げた影響もありますが、AI/半導体関連株の急激な上げ過ぎが調整された模様です。実体経済は変わらないのに株価はどうしても強気で上がる傾向があります。政府は物価対策を優先的に考えていますが、円安傾向の中でどのような方策で日本経済を成長させていくかが問われます。


2025年11月4日火曜日

働くこと


先日、某上場企業の経営者が国が提唱している「Work Life Balance」に否定的な考えを話していました。自社では「Work in Life Balance」を提唱しているとのことです。つまり、一日24時間という限られた時間を仕事と人生でバランスすることは極めて難しいということのようです。時間は限られていますので、仕事と人生の時間配分を一概に決定づけることは無理で、簡単に分離できないという考えです。

仕事を人生の一部だと捉えれば仕事のやり方は幾らでも工夫ができます。高市首相が自分は「Work Life Balance」という言葉を捨てて、「働いて、働いて、働いて働く」という発言をしたところ様々な世論の反応があったようですが、ご本人が言いたかったことは「労働時間の規制」の緩和が必要だということです。働きたい人にはあまり労働時間の規制を強化しないのです。

労働者の労働時間にもっと柔軟性を持たせてもいいのではないか、一概に国が規制を強化することが労働者人生にとって幸せなことなのかということです。仕事で重要なことはレベルにあった役割と仕事の成果となるアウトプットで、労働時間に対する考えは個々人の事由によって異なるのが当たり前で、労働時間の長さそのものではありません。