2018年7月10日火曜日

融合化技術

映像と通信の融合が議論されて長期に及びますが、未だに融合化技術が進化しないことに不思議な気がいたします。水面下ではネットTVが普及しつつあり、これから双方向のサービスも盛んになっていくと思われるのですが、大多数の視聴者を対象にした既存のデジタルTVが何故、双方向技術で進化しないのでしょうか。 確かに若年層のTV離れは簡単に回復しないと思いますが、理由は番組コンテンツ作成が専門業者に丸投げで、放送局側の番組制作に独自性が無くなってきているからだと思います。現在もネットには接続できますが、TV本体がネット機能を優先していないので、ユーザー側の使い勝手も工夫されていません。 TVで最新映画も音楽も自由にダウンロードしてGUIが簡単であれば、もっと消費者が飛びつくと思われるのですが、正直なところ放送業界に工夫が足りないように感じます。液晶8Kか有機ELかを議論する前に、もっと視聴者目線で双方向のGUIを考えたほうがいいと思います。IoTが社会に浸透しないのも画期的技術の開発が世に出てこないからだと考えます。 最後になりましたが、この度の集中豪雨により、被災された皆様にお見舞い申し上げます。 皆様のご健勝と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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