2018年7月20日金曜日

人財は若くして育つ

かつて私は別の職種からIT業界へ転職してきましたが、入社当時の年齢は32歳でした。当時、役員陣から社長就任を打診されたのは入社2年目でしたが、入社したばかりで、私自身、役員としてまだ雲を掴むような能力のレベルだと感じていましたので、2年目は辞退しました。遂には3年目で就任を受託せざるを得なかったのですが、私が人財として育ったのも20代に会社から鍛え上げられたからだと思います。たまたま運よく現場において幅広い経験を積んだので、たぶん30歳頃には会社経営をする下地が少しは備わっていたのでしょう。その点は前の会社には感謝している次第です。20代での経験がなければ、入社早々にして会社経営などとても無理だったと思います。人財は20代のうちに、生涯教育を施す意味で人を鍛えないと後で取り返しがつかないことが多いのです。「鉄は熱いうちに打て」とは私が常に皆さんに話していることですが、年齢が若いと経験を通じての成長力、吸収力が断然違います。

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