2018年7月31日火曜日

愛情

先日、「徹子の部屋」という番組に俳優の前田さんが息子さん二人と共に幸せそうな表情で番組出演していました。前田吟さんは両親も早く亡くし、子供時代から天涯孤独の身で成人して芸能界の道を歩んできた方のようです。前田さんは家庭を早く持ちたかったのだと思いますが、20歳で結婚されて4人の男の子に恵まれて、現在は孫も含め大家族だそうです。かつては戦争で両親や片親を亡くしたり、兄弟が多くて養子に出されたり、必ずしも家族愛に恵まれない子供たちも大勢存在しました。しかし、今のように孤独や差別で孤立した挙句に人を傷つけるような話は聴いたことがありません。親の接し方にも問題はあるかもしれませんが、子供を取り巻く地域社会のあり方を今一度考え直す必要はないでしょうか。私自身も5,6歳から成人に至るまで両親と同じ屋根の下で暮らしたことはありませんが、却って不仲な両親の元で育つより祖父母の下で育って良かったと思います。確かに幼少時に両親が傍にいなくて寂しい思いはしましたが、毎日のように部落の人たちから可愛がられました。幼い頃には愛情が必要です。

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