2018年11月15日木曜日

インセンティブ制度

今日は上記のようなテーマで同業者間の勉強会がありました。各社おける様々な社員考課・社風形成の一環としての表彰制度が説明されました。社員に働く意欲ややる気を起こさせる要因としてモチベーションという動機付けが必要とされ、内発的動機付けを維持しつつ、新たな外発的動機付け(インセンティブ)を利活用しようというのです。各社、様々な金銭によるインセンティブを実施されているようでした。弊社も一般的な報奨制度や表彰制度は実施していますが、社員を金銭的手段を用いて動機付けするのは私の個人的な意見としては否定的です。粗利益に対して、一部の社員にだけに金銭を還元する制度を採用している会社もありましたが、運用として難しいものがあります。取引価格はお客様によっても違うので、粗利率も違いますし、難易度や条件の違いもあります。プロジェクトの失敗に学んで成長することもあるわけです。その辺りをトータルで公平に評価しなければならないので、人為的には容易なことではありません。最近、社会全体が「お金」優先で、被害者に対して道徳心のかけらも感じない事件が多発しています。確かにインセンティブで人は動機付けされることは確かですが、あくまで教育上、適切でなければなりません。

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