2018年11月9日金曜日

外交

かつて学生時代に外交官に憧れていたこともあり、JETROという組織の活動にも以前から興味を持っていました。昨日は、そのJETROの創立60周年記念シンポジウムへ参加してきました。経済がグローバル化し、新興国の台頭で、世界の交易においては、政治との兼ね合いもあり、諸外国間の複雑な事情や紛争処理解決にWTOの役割が難しくなっている現実も分かりました。トランプ政権がWTOを批判しているのも一部分では的を得ているわけです。ちょうど米国の中間選挙の結果が出たばかりなので、その話題も含めての議論がありました。今回の国際的なシンポジウムの中で理解できたことは、日本の外交が果たしてきた役割が年々国際的にも評価されてきているということです。我々国民はどうしても内向きの課題に追われてばかりですが、もっと海外にも視野を広げて、大局的に日本の実情を見ることが大切だと思った次第です。企業経営においても大局的な視点は欠かせないと常に考えています。

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