2018年11月16日金曜日

二兎追うものは一頭も得ず

昔話「したきりすずめ」や「はなさかじいさん」などで語られるように、アレコレ欲を出すといい結果を生まないということは、政治外交の世界でも、ビジネスの場でも共通しています。弊社は長年にわたりソフトウェア開発のみに心血を注いで参りましたが、リーマンショック後に長期的な戦略として取った行動は、デバイスを絡めたソリューションシステムを新市場に提案することでした。本業のソフトウェア開発に軸を置きつつ、デバイス業界との付き合いを深めていくことにしました。同業者としての歩みは長年続けてきましたが、「どうも顔が見えないビジネスばかりをこなしているのではないか」と、弊社の歴史を振り返ってふと疑問を感じたのです。現在は海外も含め、デバイスに関わるビジネスを積極的に手がけています。いずれ社運を賭けることになるかもしれませんが、長期的戦略を描きながら前に進みたいと考えております。決して要領のいい会社ではありませんので、「二兎追うものは一頭も得ず」という格言は弊社にぴったりかもしれません。

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