2019年11月19日火曜日

自然現象

いつも気象に悩まされている家内から、いつも「病は気から」の気は「天気の気」だと執拗に教えられていますが、今朝の通勤時に「気象は戦争にどのような影響を与えたか」というタイトルの文庫本を読んだらと渡されました。私の記憶では、終戦前の8月9日の米国による長崎への原爆投下が当初は小倉の予定であったという説は既に知っていたのですが、第二次世界大戦中の数々の戦争が気象によって作戦が何度も変更されたことを、この書籍の作者による研究で詳細に知ることができました。気象という自然現象が人々の生活や活動まで左右するわけです。特に地球温暖化の影響で夏の気温上昇が著しく、熱帯地方並みの気象になってきたり、台風の威力が予測を超える規模であったり、日本海沿岸の漁獲高にも異常が見られたりと、最近の自然現象の影響は多岐の現象に及んでいます。少なからず自然現象が精神疾病の増加にも影響して、うつ病の発症にも起因していると考えます。気圧の変化による過敏症で脳の酸欠状態で気分がすぐれない日常に苦しんでいる人も多いようです。今後、気象病に対して効果的な治療法が疾病の原因究明で見いだされることを切に希望します。

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