2023年12月11日月曜日

ABWについて

 2020年を境にテレワークが普通となりましたが、コロナが落ち着いてくると企業によってはオフィスに従業員を戻すという動きが見られています。つまりテレワークによって自由や自立性は増えたが、Face to Faceのネットワーキングが減り、人間的側面の成長に影響が出ることが懸念されているようです。重要なことは働き方の改革で一人当たりの生産性を上げて賃金の上昇につなげることなので従業員エンゲージメントの向上と併せて考えた方が良いでしょう。

ここにABW(Activity Based Working)というオランダのコンサルティング企業から提唱された働き方が欧米企業を中心に広まっているとのことです。つまりABWとは、その時々の仕事の内容に合わせて、働く場所を自由に選択する働き方の事です。弊社もサテライトオフィスを利用したりして、従業員の自立性を育むとともにFace to Faceのネットワーキングを定期的に設けて働く場所の選択も含めて作業効率を上げるように考えています。

ABWを導入することで、働きやすい企業イメージが広まり採用にも有利だと言われています。私自身もABW的な働き方をすることで、従来より遥かに時間の使い方が効率的に変わってきたように感じています。折角、コロナで働き方が変わったのに元に戻すのは、これからの少子高齢化時代においては非効率的な働き方だと考えます。もっと働く場所を会社側が強制しないで従業員が自由に選択できるようにすべきです。

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