2023年12月1日金曜日

週末の12月1日

 今日から2023年(令和5年)の師走です。同時に本日より日経新聞の「私の履歴書」には日銀の黒田前総裁に代わり、歌手で女優の倍賞千恵子さんが登場します。私もこれから楽しみにしているところです。若き歌手時代の倍賞千恵子さんも存じ上げていますが、女優になられてからも渥美清さんとの名コンビで出演されていた松竹映画「男はつらいよ」シリーズや、大好きな高倉健さんとの共演の映画「遥かなる山の呼び声」は何度も何度も繰り返して観たものです。

昭和の時代は63年間という長い歳月でしたが、戦前戦後も含めて日本が世界の中でも大きく変化してきた時代です。芸術や文化も歴史を紐解くことでドラマ化されてきました。NHK朝の連ドラに登場する「笠置シズ子」さんは私たちの世代ではよくご存じの方でもあります。ドラマもこの世から主人公が亡くなられてから再現されるので、懐かしさを感じる往年のファンも多いわけです。NHKの朝ドラが人気なのも昭和の時代に脚光を浴びた人物が描写されているからでしょう。

翻って自分自身を振り返りますと、どれだけ人のために行動できたのだろうと思うわけです。芸術家や文化人でなくても一般庶民として、何か人生の足跡を残す活動はできないものかと考えます。昭和の時代から考えると立派に成熟した国家の日本ですが、不思議なことに国民の満足度は必ずしも世界的に高いとは言えないようです。戦後、民主主義と平和主義とを今日まで続けてきた日本はもっと素晴らい国家になる可能性はあるはずです。多分、倍賞千恵子さんが語ってくれるでしょう。


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