2023年12月4日月曜日

リーダー

最近、各国のリーダーに右派勢力が威力を発揮しているように感じます。つまりタカ派で軍備増強も厭わない勢力が強くなっているのです。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルがハマスを徹底的に叩くというのも影響していると考えます。国連も意見が完全に分断している状況下では自国の防衛強化しか頼るすべがないわけです。中東はかねてから宗教的な衝突が絶えなかった長い歴史があります。リーダは強硬な右派勢力で成り立っていますので、敵対すると収拾がつかなくなるわけです。

日本も江戸時代は鎖国主義で、国内の仏教界は異国の宗教であるキリスト教の弾圧を行っていました。 現在の日本は信教の自由が憲法で保障され、多信教や無信教という国民も多いのが現状です。日本が他国の宗教戦争に巻き込まれることはありませんが、政治的対立によって紛争に巻き込まれる可能性は今後ゼロではありません。戦後から非核3原則を守り、憲法9条の平和主義の日本が周辺国に信頼を置いていることは大きいと考えます。

戦争で犠牲になるのはお互いの国民だということを戦争する前に理解してほしいものです。当事国のリーダー同士が和解すること無しに平和的な解決はあり得ないのですが、戦争を始めたら和解が難しいのです。さらに犠牲者の怨念は決して晴れないので、お互い永遠に仕返しを繰り返すことになります。敗戦国の日本人が苦い経験をして一番わかっているので平和が保たれているのです。もっと世界の和平の先頭に立っていいのではないでしょうか。

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