2023年12月14日木曜日

余談

「末は博士か大臣か」と子どもの頃に将来なりたい理想の姿というものがありました。現代は死語になりましたが、科学者を志す未来の子どもたちはこれからも増えてほしいものです。政治家も昔から地盤、看板、カバンがないと中々当選しないため、益々2世3世議員が多くなっており、立候補者に新鮮さや期待感が失われて、残念ながら政治が大きく変わる気配はあまり感じられません。

国民が選挙の投票に行かないのも、政治家候補の選び方に問題があるからだと考えます。例えば小選挙区で落選した立候補者が比例で当選するのも、折角の有権者による選挙の判断が無視された制度であるからです。政治資金規正法も立法府の国会議員が抜け穴を悪用する形となっており、現況に大変危惧しています。

良識人と言われる人たちが政治家を目指さない国だから、日本の政治は変わらないし、積み残された問題が解決されないのだと思います。企業の業績は漸く改善してきているのですが、政治の不安定さが海外の投資家から見ると、混迷する日本として映り、中々投資しにくい状況ではないでしょうか。一刻も早く政治が落ち着つくことを期待します。

 

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