2023年12月20日水曜日

ライバルを持つ

ライバルの存在は自分を成長させる上でとても大切なことです。私自身もライバルは常に同業他社でした。しかし、それだけでは更に成長することは難しいのが現実です。現状を打破するために試行錯誤して経営してきました。そこで考えたのは下請け体質からの脱皮を図ることだったのです。多くのIT業界はゼネコン方式で大手SIerの下請けにどっぷり浸かって、ある意味で楽な経営をしています。IPOはとても無理ですが、企業としても個性の発揮ができないので将来が明るいとは言えないのです。

しかし、脱皮して小さな企業が独り立ちするのは容易のことではありません。夢のある企業を目指すために25年くらい前から、同業他社と同じ行動を取らないように自分自身に言い聞かせてきました。犬も歩けば棒に当たると言いますが、いい意味で美味しそうな餌にたまたま当たったのです。昼夜の神出鬼没の無駄な行動が有益な結果に繋がったのです。日々、机に座って同じ行動をしていては実現できなかったことです。ライバル企業と発想を変えるのです。

中小企業が飛躍するには隙間を制することだと考えます。大手の下にいると競争市場の糧しか得られません。出来て当たり前で価格競争に巻き込まれて収益の向上は難しいのです。優秀な人材を集めるにはやはり報酬を高くしなければ、優秀な人材ほど早々と転職してしまいます。お蔭様で2023年は漸く将来への成長への道筋ができました。これからが再スタートですが、自社固有の技術を更に広げて収益を上げ従業員の待遇を改善していきたいと考えています。

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