ロシアとウクライナ、イスラエルとハマス間の戦争は停戦すらなかなか難しいのが現状です。戦争は当事国のどちらかが敗北を宣言しない限り、双方で攻撃を続けている限り終わらないのが現実です。日本は太平洋戦争で300万人の尊い国民の命を犠牲にしました。ポツダム宣言後の協議で日本は戦勝国(米国・ロシア・イギリスなど)によって領土が区分けして分割される話も出たようですが、米国が原爆投下も含め日本を一国で占領したので分割を逃れたようです。
なぜ戦争をするかと自分なりに考えますと、侵略して敵国の領土をものにして支配したいからです。民主主義国家は領土の返還にある程度の理解がありますが、ロシアや中国などの権威主義国家は思想的に隣国の独立を阻み、自国領土の拡大を目指します。台湾が独立することは中国として軍事力を使っても阻むので、台湾が中国本土と紛争を起こさないことを我が国に飛び火しないためにも願いたいものです。我々素人考えからすると、なぜ領土が現状維持で隣国と平和的な関係をつくらないのかとまったく不思議です。
太平洋戦争で敗戦した日本も領土が戦勝国間で分割されていたならば今日の日本は存在しない訳です。たまたま民主主義国家の米国が占領したので、日本の主権を回復するため領土が返還されたのです。ロシアや中国のような共産主義国家が日本の領土を占有していれば日本の独立はあり得なかったかもしれません。言わずもがな戦争には加担しないことが領土を守る上で肝心な姿勢なのかなと考える次第です。過去の過ちを忘れないで日本は世界の和平活動にさらなる尽力をすべきです。