この頃、繁殖期なのかハトがマンションのベランダに止まるようになり、油断をすると巣をつくるのではないかと妻が心配しています。以前、ベランダに添えつけてあるエアコンの室外機の裏に巣を作ろうとしていたことがありました。妻もその嫌な出来事がトラウマとなり、今でも毎日ハトのことが気がかりになっているようです。かつてマンションが新築だったころに階上の方がベランダで野外のハトに餌をあげていました。暫くしてその方は引っ越しましたが、空き家になってからも習性なのかハトが階上のベランダに来るようになりました。
階下の人から我が家でハトを飼っているのではないかと勘違いされたことがあり、我が家もハトの鳴き声でうるさくて困っていると申し上げたことがあります。ハトの習性も本能なのか誰に教えられたわけでもないのに代々遺伝子で行動まで引き継がれているように感じます。一方、10年くらい前の冬にメジロが突然植木鉢にやってきたことがありました。メジロは小さくて可愛いので毎日来るようにミカンを餌にしてやってくるのを楽しみにしていましたが、年が変わると遂に来なくなってしまいました。
メジロが来るのを楽しみにしていると、突然大きなヒヨドリがミカンを目当てにやってきたりして苦手なメジロは遂に接近してこなくなりました。人間のわがままでしょうが、昔から鳥でも好き嫌いがあるようです。ゴミ収集所に群がるカラスなどはもっと嫌いですが、やはり人間も赤ん坊の頃は可愛いのと同じように、小さな鳥や他の動物も小さい時は可愛いですね。鳥も繁殖期に子孫を残すために必死なのでしょうが、マンション生活ではこの時期のハトも厄介な存在に感じます。ハトから見ると人間の方が厄介な存在なのかもしれません。
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