NHKの「映像の世紀」をため込んで時々見ています。第2次世界大戦に関する記録フィルムは何度も繰り返し拝見しています。国家の命令で強制的に戦争に駆り出されてトラウマで精神的な病に罹る人なども大勢いましたが、中には脱走兵として銃殺された人、裁判で裏切り者とされ死刑判決を受けた人など後々戦争後遺症の精神病として認定されています。戦争で人を殺すと2人目からは敵を人間だと思わないようですので、戦争は一般人を犠牲にする愚かな行為です。
トランプ大統領もロシアのプーチンに無駄な殺し合いは止めるよう停戦を呼び掛けていますが、プーチンは一方的に領土の占有とゼレンスキーの大統領退任を条件にしているようで交渉のテーブルにはなかなか応じないようです。欧米諸国を敵に回しても得にはならない筈ですが、米国の圧力に屈したくない大国ロシアとしてのプライドがあるのでしょう。我々には単なる他国への占領者にしか見えませんが、西側諸国には理解できないものがあるのでしょう。
日本も80年前は軍事国家で一般国民は強制的に徴兵され戦地に送られていましたので、今のロシアやウクライナと何ら変わりません。 今では考えられないことですが、政治を司るリーダー次第で国家が軍事に関わると国民世論がプロパガンダにより戦意高揚へ傾倒しかねないのです。敗戦国だからこそ平和主義を世界に呼び掛けることは日本として大切な役割だと考えます。NHKの「映像の世紀」は教育としても見るべき番組だと思います。
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