2025年8月14日木曜日

秋本番

 残暑お見舞い申し上げます。先週末の日本列島を縦断した低気圧も通り過ぎ、漸く晴れ間が見えるようになりました。豪雨の影響で被害に見舞われた方も多かったようです。逆にお米の主要生産地である新潟県などは水不足で米不作が予想されていましたが、今回の降雨は稲作にも救いの雨だったようです。各地が秋本番を迎えつつ実り多き季節となりますように。

公園でも漸くセミの鳴き声が聞こえたり、朝夕にはトンボの飛ぶ光景が見られるようになりました。まだ残暑は残っていますが、ひと頃の激しい暑さからは少し解放されるのではないでしょうか。日本において明日は終戦の日です。一方で、隣国の中国では抗日戦争勝利の日だったり、北朝鮮では日本の撤退による解放の日が祝賀される予定のようです。

さて本日の新聞で、佐賀県選出の元衆議院議員の古賀誠さんの記事を久しぶりに拝見しました。日本遺族会の会長も歴任されていましたが、靖国神社のA戦犯は分祀すべきだと現役時代から主張されていたそうです。戦争で犠牲になった多くの戦没者のみでA級戦犯は分祀すれば天皇陛下も靖国神社へ参拝されることができるからです。

一時は分祀するかどうか国会で議論になったのですが、宗教界の猛反発で政治力を失い分祀の実現は叶いませんでした。戦後80年を迎え、政治家でも戦争を知らない世代が9割以上の今日では国会で議論すら見えてきません。国同士が戦争をしないために日本国自身がどのように外交力を行動によって果たしていくかが問われています。

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