本日8月15日は終戦の日です。1945年(昭和20年)8月15日、正午からラジオで放送された玉音放送で、前日にポツダム宣言受諾及び日本の無条件降伏が決まったことを国民に公表されました。日本政府が軍に武装解除と連合国への投降命令を発して、連合国もそれを受け入れて戦闘を止めました。
しかし海外では一般的に、第二次世界大戦の終結は9月2日とされています。つまり米国の戦艦ミズーリ号で日本の重光葵外相が降伏文書に調印した日が9月2日だからです。8月15日は、日本がポツダム宣言を受諾した日で、9月2日は調印した日となります。ロシアは対日戦勝記念日を9月3日にしているようです。
ロシアは、8月28日から9月5日にかけて、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島に侵攻して占領しています。さらにその後、約57万人の日本人がシベリアに抑留されていますので、本当の終戦はもっと先だったと言えます。戦争は他国の領土を侵略しますので、後々まで厄介な領土問題を当事国同士は抱え続けるのです。
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