2025年10月31日金曜日

女性の時代


近年、仕事関係も含め女性の営業担当者と接触する機会が増えています。かつては営業担当者と言えばほぼ全員が男性の営業担当者でした。生保業界などは早くから女性の営業担当者を顧客の前線に立たせていましたが、表面的な印象や女性らしい行き届いた対応を重視していたように感じました。つまり、競争がなく販売商品が業界で統一されていたからだと思います。

規制緩和で業界の垣根が無くなってくると、如何にしてスピーディで 実質的な対応を取れるかが結果をもたらします。デジタルサービスを含めた新しい時代の対応には女性の方が向いていると思われます。金融関係の営業担当者は女性が中心になって活動されているように感じます。男性はサポート役に徹した方が効果的で顧客の印象も良いということではないでしょうか。

新しく我が国のリーダーに就任した高市首相の外交を見ていますと、これまでの男性首相にはない行動に機敏な柔軟さを感じます。時代は女性の方が外交向きだと言わんばかりの評価ではないでしょうか。先々どんな結果になるか予想できないのが外交ですが、度胸を据えて会談に臨む勇気を実践の場で発揮されるのではないかと考えます。日本の政治も変わりそうです。

2025年10月30日木曜日

米大リーグ

米大リーグ。ロサンゼルスで行われているワールドシリーズ、ドジャース対ブルージェイズ第5戦を観ました。圧巻はドジャース打線を7回まで1点に抑えたブルージェイズの長身イーサベッジ投手の記録的な12奪三振の好投ぶりでした。ワールドシリーズ歴史でも過去に一度しかない記録だったようです。

試合は6-1でブルージェイズが昨日に続いて快勝し、通算成績を3勝2敗とし優勝に王手をかけました。一日置いて明後日からブルージェイズの本拠地トロントで第6戦が行われます。ドジャースはワールドシリーズ連覇を狙っていますが、ブルージェイズには悲願の優勝制覇が期待されているようです。

日本のプロ野球でも現在、阪神とソフトバンクの日本シリーズが開催されていますが、結果のニュースだけは毎日見ています。大リーグを観るようになったのは勿論大谷選手をエンゼルス時代から応援してきたからです。ドジャースに移籍してから選手としてさらに成長してきたように感じます。 

2025年10月29日水曜日

傘を差してくれる人

 長年の経営者人生では様々な紆余曲折がありましたが、漸く信頼が積み重なり、雨の日にも傘を差してくれる人々に巡り合うことができました。多くの失敗に謙虚に学べば必ず傘を差してくれる人々が集まってくれます。

人との信頼関係を作るには、相手に認めてもらうために自分自身が多くの経験と勉強を積まなければならないと考えます。信頼を得るには大変長い道のりですが、目標に向かって地道に歩むしか方法はありません。

相手の人に認められるには、自分自身がベールを脱がなければ本当の姿が理解されることはないでしょう。チャンスをものにする直観力を磨くには、様々な失敗に学んだり、多くの人の意見に耳を傾けたり、書物から学ぶ姿勢が重要です。


2025年10月28日火曜日

感動!

米大リーグ・ドジャースとブルージェイズのワールドシリーズ第3戦は、大谷選手による2本のホームランなどで9回裏まで5-5となり、息を吞むような延長戦18回でドジャースのフリーマンによるホームランで決着しました。2試合分当たる長時間の最後まで気の抜けない凄い試合でした。両チーム9人の投手陣をすべて使い果たして息の詰まるような熱戦はTVで観ている私たちをも虜にしました。

大谷選手のチームへの打撃での貢献、ワールドシリーズ初出場した佐々木投手の力投も拝見できて、ワールドシリーズ史上2番目の6時間という長時間の試合には大変満足しました。ブルージェイズには日本選手は含まれていませんでしたが、ドジャースと大谷選手獲得で争ったチームだそうです。 地区優勝を飾ってきた両チームをワールドシリーズで観戦できることは大変光栄です。

昨夜来日した米国のトランプ大統領も、高市首相との首脳会談前にワールドシリーズの熱戦を観戦していたようです。大統領でも常人でも人間誰しも共通したスポーツには興味があるものです。まだワールドシリーズは3戦目ですが、4勝したチームが優勝となりますが、最大7戦まで続きます。第4戦の明日は大谷投手が先発で投げる予定で大変楽しみです。

2025年10月27日月曜日

AIの進化

 AIの進化で近い将来に既存の仕事の大部分が無くなるだろうと言われています。私の所属しているIT業界も例外ではなく、システムの受託開発をメインにしている事業会社にとって厳しい時代が到来するだろうと考えます。つまり、多くの技術者に代わってAIがプログラミングを自動的に生成してくれるようになるからです。

日本はまだAIの利用が先進国の中で遅れていますが、もっと教育の場やビジネスの場で盛んに利用が進まないと海外との競争力や生産性にも影響は大きいと考えます。IT業界にも言えることでAIの活用がもっと進まなければなりません。人材の流動化はAIの進化と共に様々な業種間で活発化することでしょう。

あと5年もすればAIによって社会は大きく変化するでしょう。しかし、利用するのは人間ですから人間が正しく判断してAIが社会に役立てるように、法整備も含めコンプライアンスを重視して正当に社会活動に導かれなければなりません。もっと政治の場でも積極的に議論されるべきだと考えます。



2025年10月24日金曜日

成長戦略

時々、メディアで日本のGDPが世界の時価総額トップ10の大半を占めていた1989年のバブル時代と現代の時価総額ランキングが比較されますが、当時はトップ10の大半はバブル時代の不動産貸し付けで大儲けをしていた日本の銀行で、民間企業はNTTとトヨタ自動車くらいでした。失われた30年と言われますが、バブル時代から日本の成長戦略は明確ではなかった気がします。

IT業界などあまり注目されずバブル崩壊時には不動産業やソフトウェア産業には銀行融資は控えられていました。融資する側からは実体のない不安定な業種だと認識されていたのです。その後、円高で国内の製造業が立ち行かなくなり、中国などに製造拠点が移っていったのです。空洞化した国内産業に代わる成長戦略が描けず今日に至ったのです。

その間、米国との経済格差も広がり、高度成長を果たした中国にも先を越されてしまいました。今やドイツやインドにも追いつかれ、2026年には名目GDPで5位に転落する見通しです。アベノミクスで果たせなかった成長戦略を再び高市新政権は目指そうとしているようです。積極財政政策と主要国で最悪の水準である政府債務残高(GDP比236%)との兼ね合いが最大の課題です。


 

2025年10月23日木曜日

冬支度

急な気温低下により慌てて暖房をつけたり、冬用の布団を出したりという家庭が多いのではないでしょうか。富士山にも初冠雪が見られたようですが、本来はこれからが秋本番のはずです。近くの小学校でも秋季運動会の練習をしていましたので、子供たちのためにもインフルエンザが流行しないように、快晴の日和がほしいし柔らかい日差しが続いてほしいものです。

つい1か月前に危険とも言えた暑さも過ぎ去ったばかりです。秋らしい気候が続いて紅葉の季節が徐々に到来するのだろうかと首をかしげたくなります。北海道も少し前まで本州並みの暑さだったのに、急に例年のように気温が低下しているようです。サンマの漁獲高が幸いにも昨年より多いのは海水温が戻ってきたのが原因なのでしょうか。であればいいのですが。

クマの出没が連日のように起きていますが、おそらく急激な気温の変化で餌不足に陥り、冬眠を前にした蓄えのため慌てて行動しているのかもしれません。温暖化の影響で自然界の仕組みも崩れてきているのでしょう。本日のニュースによると、鳥インフルエンザが発生し大量の鶏が殺処分され卵の価格が上がるという報道でしたが、繰り返さない方法はないのでしょうか。

 

2025年10月22日水曜日

高市政権の誕生

 日本初の女性首相として高市内閣の誕生を心より祝福したいと思います。是非、かつての英サッチャー首相のようにリーダーシップを発揮して日本経済を再び成長させてほしいと期待しています。どなたか話していましたが、インフレは経済を成長させる引き金なのです。日本経済は長らくデフレ脱却に苦しみましたが、漸くインフレが到来し物価高とともに賃金も上がりつつあります。

経済が成長して国民の所得が増えなければ少子化問題も改善しません。日本は子育てに対する国の支援が半世紀前から遅かったため今日の少子化につながったのです。政府も経済が長期に低迷したため財政不足に陥り、国家予算を赤字国債の発行にゆだねざるを得なくなったのだと考えます。経済の立て直しが一丁目一番地だと考えている高市首相に期待したいと思います。

今一度、日本の基幹産業に目を向けるべきだと感じています。例えば日本の造船業界をさらに強化するということです。かつて日本は造船王国でしたが、現在は中国や韓国の大手に後塵を拝している状況ですが、政府も再び日本の造船業界の強化に乗り出しています。製造業を復活させることは地方経済を創生することにも繋がります。



2025年10月21日火曜日

2年を経て

 M&Aで事業承継して2年になりますが、様々な事業承継の選択肢がある中で、社員のモチベーションを維持することが最大の狙いでした。無事に進んだのは早くから準備を重ねてきたからです。

年々未上場の自社の株価が上昇する中で万が一の事態を避けるためには、経営者としての会社のピーク時期を逃さないことだと考えます。中小企業でも経営者は長く続ければいいとは思えません。

戦略がマンネリ化し、経営に新規性もチャレンジ精神も薄れてくるからです。社員のモチベーションにも成長にも決して寄与しないと考えます。願った通り、目に見える形で社員が成長してきているように感じます。

2025年10月20日月曜日

感謝とお礼

昨日は用事で久しぶりに新横浜まで出かけてきましたが、バブル崩壊後の96年に横浜から引っ越して17年間入居していたビルの前で、妻と共にこれまでの感謝とお礼の気持ちを込めて手を合わせて通り過ぎました。引っ越した当時の新横浜はバブル崩壊後の爪痕で周囲は空きビルだらけでしたし、経営が傾いていた弊社も再起を目指して気分一新で再スタートした思い出のある新横浜のオフィスビルでした。

17年間新横浜で過ごして、さらにリーマンショック後の2013年に横浜の現オフィスビルへ引越しました。すべて台風一過で大不況が収まるのを予測して新たな地へオフィスを移転してきたのです。普通は経費削減で事務所を縮小したり家賃の安い地域へ引越ししたりするのが一般的ですが、逆発想でピンチはビジネスにチャンスが到来すると信じていたのです。

採用も不況で大手が採用を控える中で大量の新卒採用を実施してきました。結果的にこの考えも功を奏していい人材を確保できたのです。ピンチの時は、普通の経営者が進む方向と逆方向へ経営の舵を切ったのです。そのような経営は賭けでもあり、普通の会社はやらないことが鉄則になっています。私自身はそこに弊社の最大のチャンスがあると考えてきました。

 

2025年10月17日金曜日

古民家村

ご覧になっている方も多数いらっしゃると思いますが、ドイツの「カールさんとティナーさんの古民家村」というTV番組があります。我が家では海外から日本に移り住んでいる方やイタリアなどの村での過ごし方に興味を持っています。理由は、自分たちも子どもの頃は村で育った経験があるので村の生活の良さがわかるのです。多くの日本人は村の魅力を失ってしまいました。

日本人が村を去り、次第に過疎化して人が住まなくなって現実は消えている村が多いからです。「カールさんとティナーさんの古民家村」では、都会から過疎化した村に移り住む人が多いからです。古民家を美しく再生してそれに魅力を感じた日本人が多いためTV局も村の再生として参考になるので報道するようになったのでしょう。日本人が忘れかけていたものです。

多くの人たちが都会では味わえない住環境や自然の美しさにあこがれるのです。カールさんは建築設計士ですが、100年以上の古民家をカラフルな洋風の住宅に作り替えて、人の住みたい村を残そうとドイツから日本に来て村の再生を実践しているわけです。住民としては都会での仕事をリタイヤした人が対象ですが、都会の喧噪を離れて静かな自然とともに余生を送るというものです。

2025年10月16日木曜日

床屋さん

最近は2週間に一度くらいの間隔で床屋さんに通っていますが、いつも床屋さんからまだ早いのではないかと言われます。確かに自分でもそんなに髪が伸び過ぎている感じはしないのですが、妻からきれいにした方がいいと後押しされて月2回くらいは床屋さんに通うようになりました。同じ床屋さんに通い続けてオープン当時から約18年くらいになりますが、いつの間にか刈る方も刈られる方もお互いに身内のことまで詳しくなっています。

未だに理髪師の名前は伏せてあるので、お客様の名前も知らされないままです。名前や住所は個人情報なので商売上も気を付けているとのことです。出身地の話はお互いに会話の中でよく出ますが、ほかのお客さんで私と同郷の人もいるとのことですが、お客様の名前も知らないので紹介はできないようです。 無断で個人情報を漏らすことはお店として慎んでいるらしいです。

私の妻も同じ美容院に10年以上通っているようですが、男性と違い、普通、女性の場合は自分好みの美容に適した同じ美容院や同じ美容師に長く通う人が多いようですね。床屋さんでは理容師とお客様との会話が常につきものですが、会話が弾むのは美容院でも同じようです。私のように妻に言われて2週に一度床屋へ通う人はあまりいないようですが、しばしの憩いの時間もあります。


2025年10月15日水曜日

家族を大切に

我が家では毎晩のように就寝前にNHK「名曲アルバム」と「小さな村の物語」イタリアの録画した番組を視聴しています。名曲アルバムのクラシックのタイトルはモーツアルトが晩年に作曲した心安らぐ「クラリネット協奏曲」には魂が揺さぶられます。「小さな村の物語」イタリアという番組はもう何年も観続けていますが、イタリアの数多くの小さな村も日本のように過疎化は見られますが、家族を大事にして村を守り続ける人々が多いことに驚きます。

日本もそうあってほしいのですが、日本人は一旦都会へ出ると殆どの人が都会に住みつき、故郷に戻って昔のように大家族で生活を続けるという営みの考えを我々はどこかに捨て去ってしまったような気がします。私自身も同じです、理由は小規模の農家の跡取りをしても生活できないことと解釈したからです。日本における地方の過疎化の実態は大体同じような傾向だと考えます。

現在の少子化社会にも繋がりますが、かつての日本の村では自給自足で子どもの数が5~10名は平均的にいましたが、都会の生活では子どもの数は平均すると2~3名の家庭が一般的でした。都会へ人口が集中してしまったことが少子化の一つの原因だと考えます。イタリアの村では家族関係を維持させようという考えが人々の間に根付いているような印象を受けます。日本人が学ぶべき大切な内容が番組から得られます。


2025年10月14日火曜日

一人旅

子どもの頃から鉄道ファンで時刻表を見るのが大好きでした。そろそろ鉄道旅行をのんびり楽しもうかなと考えていますが、路線バスを乗り継いで目的地を目指すのも意外と楽しいものです。昨日の天気は曇りでしたが、思い付きで路線バスに乗ってある目的地へ行ってきました。バス会社も営業路線を考えてバスを走らせていますので、バス路線を使っても都合よく目的地へ行けるとは限りません。

初めてのバス路線のコースは知らない道路ばかりでとても魅力的です。地下鉄などを使えば最短時間で目的地へ到着しますが、路線バスを乗り継いでいくのも時刻表次第なので工夫することに興味がわくのです。日本中に張り巡らされた鉄道路線も遠方を訪れる手段として利用しないのは勿体ないので、これから積極的に利用してみたいと考えています。

日本は治安もいいので一人旅行に適しています。海外旅行は添乗員付きでないと一人でチャレンジする自信はありません。添乗員付きで限られたメンバーでの海外旅行ならこれからも可能です。でも日本中の旅はまだこれから多くの機会がありますので、なるべくオリジナルの企画で楽しめればいいなと考えています。東奔西走の旅を存分に楽しみたいものです。

2025年10月10日金曜日

買い物


 久方ぶりに妻に付き合ってデパートへ出かけました。最近はスーパーへ買い物へ行く程度でしたので、店内を動き回る妻の喜んでいる様子が目に見えたほどです。逆に私は放置されて待たされているようなものですが、妻はデパートを歩き回るのが大好きで私には昔から理解しがたいところがあります。

今回もお店の人の対応がとても良かったと話していましたが、私はお客様が少ないので当たり前だと思うのですが妻は何度も繰り返すほど気分が良かったようです。若かりし頃は仕事が忙しくて、たまの日曜日となると妻に付き合わされてデパートばかり出かけていましたが、いつも子どもの世話係は日々の仕事に疲れ果てた私の役目でした。

妻のデパート好きは20代の頃からシニアになった現在まで全く変わっていない様子です。でも買い物をしている元気で幸せそうな妻の素顔を見ると私も満足です。若い頃は給料も安かったので高級品の並ぶデパートばかり好む妻に十分満足させられなかった面があります。これからは妻の好きにさせてやりたいものです。


2025年10月9日木曜日

今日のシンポジウム

 金融ニッポン・トップシンポジウムを拝見しました。金融・証券のトップ5人によるパネルディスカッションでしたが、高市新総裁による新政権がスタートすることで市場も期待感が見られるとのこと、財政規律を認識の上で積極的な経済活動を後押しすれば企業収益も改善して賃金上昇も期待できるとのこと、長期金利の利上げも景気を判断しながら過度な円安を回避する方向に進むだろうとのことでした。

各社AIを積極的に業務に生かすことが今後の必須条件であり、AI活用によって時代の変化に対応するスピードが求められていると各社共通の認識が感じられました。日本はあらゆる分野でAIの活用が遅れているのが現状です。新政権はデジタル時代に先駆けるAIの活用を官民連携で推進していくことになるでしょう。AIが世代間のITリテラシー格差を埋めていくと思います。

金融業界はAIに親和性が高いと思われるので、AI対人間が相互に業務の連携を進めることで顧客に対して信頼のスピードが増し、新しいサービスの発掘に繋がるだろうということでした。複雑な法人営業にも積極的にAIを導入して簡素化し業務の効率を上げていくとのことでした。日本も欧米の遅れて漸く金利のある金融市場が到来することが期待されています。

2025年10月8日水曜日

地域コミュニティ

 流行りもしないブログを日々拝見していただいている皆様に感謝申し上げます。最近は大勢の前で話す機会も無くなりましたので、ネット上の不特定多数の方々にネット上で自分の思いを自由につぶやくことにしています。双方向のSNSだと気を遣う煩わしさもあるので私自身あまり積極的に参加していません。寧ろフォロワー同士のやり取りを毎日拝見して楽しんでいます。

さて本日は地域の小学校でオープンされているコミュニティハウスを見学してきました。読書の秋でもあるので文化祭などが開催される予定のようですが、たまたま地域の掲示板でコミュニティハウスの案内を見かけたので様子を拝見してきたのです。いわば区立図書館を小さくしたようなものです。地域に増えたシルバー世代への住民サービスなのでしょう。

でもネットの時代にもかかわらずコミュニティハウスそのものが従来と全く変わらない環境に、IT業界に長く身を置いてきた者としてやや違和感を覚えた次第です。自由に使える時間も増えたので、公共サービスが地域にどのように浸透しているのか少しずつ観察していきたいと考えています。これまで知らなかった情報をこれからもブログに投稿していきたいと思います。

2025年10月7日火曜日

家事のこと

 自分自身は健康のつもりですが、一体何が健康の主な原因だろうと考えますと、おそらく食事の部分が大きいように感じます。人並み以上に運動をしているわけでもないですが、睡眠も現役時代より十分にとっていますし、起床時間や就寝時間もどちらも早いですが一定しています。やはり健康の秘訣と考えられるのは食事ではないかと考えます。

食材はほとんど週一回配達されるものを使っています。食材には添加物が入っていないので賞味期限が短いのが多く、なるべく新鮮なうちに使っているようです。私は料理は作らないので専ら妻が作っていますが、複数の料理を一度に手際よく作るので食卓に並ぶのは早いです。もし私が作ったらおそらく3倍以上の時間がかかるでしょう。

我が家は不思議なことに妻が得意なことは私が苦手で、妻が嫌いなことは私は苦になりません。例えば茶碗洗いは私の仕事になることが多いですし、トイレの掃除や風呂釜の清掃は私の仕事になることが多いです。布団の上げ下げも同じですが、苦にならないので私が行っています。しかし、洗濯や物干しは大抵妻がやっています。つまり料理も洗濯も妻は好きなのです。

2025年10月6日月曜日

昭和史

 先週末、たまたま書店で見かけた保阪正康著書「なぜ日本人は間違えたのか」~真説・昭和100年と戦後80年~を完読しました。近代歴史家の保阪さんは亡くなられた半藤一利さんと並び昭和史を深く学ぶためには欠かせない人物です。左派でも右派でもないバランス感覚をもって歴史を考察されるので大変勉強になります。

私の父は大正11年生まれで、太平洋戦争で学徒出陣として特攻隊の予備軍で終戦を迎えました。多くの同僚が特攻隊で帰らぬ命となった中で幸いにも命拾いしたのですが、そのお陰で私も戦後に生を受けることができました。戦争の記憶が世代を経て失われつつある中、保阪さんの書物に触れることは大変貴重な経験です。

保阪さんは多くの戦争経験者のインタビューを通して自分なりの理論を集約されているので思想的にも偏りがないのです。我々はもっと昭和史について深く探求しなければならないと考えます。太平洋戦争という悲惨な歴史から得られた知恵や感覚を日本は理論化して将来に受け継いでいかなければならないと語られていました。私も納得できます。


2025年10月5日日曜日

新総裁誕生

 先日、TVで久々に元政治家が出演して、東大卒の次期新総裁が選ばれることを自分の学歴を誇示しながらしゃべっていましたが、結果的には神戸大卒の高市さんが新総裁に選任されました。TVで話に出ていましたが、帝大卒の総裁は過去にいたが東大卒はいないとのことです。そのことを私も初めて知りましたが、帝大卒と東大卒では何かが違うということなのか・・・。

実は私も次期総裁として高市さんは支持していませんでした。しかし、総裁選挙で高市さんの当選が決まった瞬間、彼女が選ばれる点が急に脳裏に浮上して理解できるようになりました。海外のニュースでも米国など男女格差が際立つ日本社会の変化に驚嘆したようです。中国の反応も我々庶民が動揺するような単純な受け止め方ではない印象を受けました。

昨日は総裁選の真っただ中に私も集会があり、妻に結果だけLINEで教えてと言ってありました。結果にも驚きましたし、参加されていたシニアの女性も心配だと口にされていました。でも来るべき時代は、知識ばかりの優等生より、自分の力で上り詰めた女性のリーダーを、全国の党員も自民党の国会議員も認めたことになります。老練の麻生元総理の影響力も感じました。

2025年10月3日金曜日

日本の金融資産

 愈々明日は自民党総裁選挙の日です。首相も選ばれた総裁が就任することになると思いますが、いずれにしても物価高で日々の生活に苦しんでいる多くの国民に寄り添う政治を期待したいものです。日本の家計金融資産はこの6月末で過去最大の2239兆円に達したようです。背景には株価の上昇やNINAなどの普及が株式や投資信託の増加を後押ししているようです。

これは資産を持っていることで得られる収益による資産の膨張ですが、一方では生活の余裕すらなく日々厳しい家計の人たちも国民の中には大勢存在します。その経済格差をどのように埋めるかが政治の役割だと考えます。幸いにも日本は平和を維持しているため防衛費の増額が近々の課題とはならず救われています。

昨日も横須賀の海上自衛隊駐屯地を視察した際、日本の護衛艦に隣接してオーストラリアのイージス艦が停泊していました。日豪の共同訓練もなされていたり、湾の向かいには米軍の海軍基地も存在しており日本を取り巻く防衛体制のシーレーンが敷かれていることを実感しました。日本一国では無理がある安全保障の体制は経済活動にも大きく影響します。

2025年10月2日木曜日

某見学会

本日は防衛省海上自衛隊横須賀地方総監部における護衛艦の見学会に参加しました。基地の見学は滅多に経験できないので貴重な機会でした。生まれて初めて護衛艦の内部を見学しましたが、国の防衛費の増額も、少子化で自衛隊の入隊も大変厳しい中で海上自衛隊の各ご担当の方々から直接にご丁寧な説明を受けたことは普段あるまじきことでもあり大変光栄でした。

周辺国に比べ圧倒的に少ない防衛予算と自衛隊志望の若年層が減少する中で如何に効率よく国の海上防衛の任務に当たっているかを、幹部の方々のご説明を直に聴いて実感として意義が伝わってきました。肉体的にもかなりきつい肉体労働の多い任務のため、民間企業より早い退職時期を迎えるため、我々民間企業からの採用も防衛省として重要視されているようです。

本日は天候も良く、海上も波が穏やかで最高の見学日和でした。偶然にも本日は多くの護衛艦が停泊していましたが、艦船が揃っているのも大変珍しいとのことでした。最初から最後まで多くの自衛官の方々から歓待を受けたような気がいたしました。企業側の研修の場としても見習うべき面が多々あったように感じました。本日は大変貴重な経験をさせていただきました。 

言論の自由

日本国憲法第21条第1項で「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と定められています。この条文は、市民が自分の思想や意見を外部に発表する権利を保護するものです。民主主義の実現に不可欠の要素だとされています。しかし近年、米国をはじめ右派勢力による国の政治はこれまでの言論の自由を封殺する風潮を感じます。

日本でも、過去の政権でメディア業界を名指しで表現の自由に対して圧力をかける政治の動きが感じられました。戦前は言うに及ばず政治において言論の弾圧がまかり通っていましたが、戦後の日本国憲法は米国の民主主義を模範として憲法21条が制定されたものです。憲法も長らく論議されないと時の政治によって偏向され基本理念も風化しがちになります。

日本が過去の戦争の過ちを繰り返さないためにも、日本の政治には憲法21条で定められた「表現の自由」の保障を民主主義政治の根幹として堅持していく姿勢が必要と考えます。次期総裁選挙も間近ですが、戦争を知らない世代の政治家ばかりの時代が到来しますので、国のリーダー選びもその点を思慮深く考察するべきではないかと考える次第です。






2025年10月1日水曜日

ブログ

20年近く前から累計6千件ほどブログを投稿してきましたが、過去にはヤフーブログが廃止され、本年11月でGOOブログも愈々廃止となります。メディアのコラムではブログは今後無くなるだろうという話もあり、今や双方向のSNS時代が中心でブログの閲覧者も少ないため広告収入を当てにしたブログ事業は採算が厳しいのが本音だと考えます。

ブログは誰でも自分の考えや意見を自由に述べられる便利なサイトでした。私もブログが登場したころから利用してきましたので廃止されるのは非常に残念です。ネットの社会は広告収入がなくしてはバーチャルの事業が成り立ちません。ネット上でアプリをダウンロードしてくれるユーザーを増やすには運営するにも継続的な投資が必要です。

X(旧ツイッター)も当初は使っていましたが、字数制限がありながら今もSNSとして生き残っています。もはやブログの時代ではないのかもしれませんが、老若男女の誰もが自由に投稿できるブログのようなネット上の自由な空間が新たにできれば幸いです。長年投稿を続けてきたGOOブログが本日をもって新規投稿ができなくなり11月に閉鎖されることになります。