2025年10月10日金曜日

買い物


 久方ぶりに妻に付き合ってデパートへ出かけました。最近はスーパーへ買い物へ行く程度でしたので、店内を動き回る妻の喜んでいる様子が目に見えたほどです。逆に私は放置されて待たされているようなものですが、妻はデパートを歩き回るのが大好きで私には昔から理解しがたいところがあります。

今回もお店の人の対応がとても良かったと話していましたが、私はお客様が少ないので当たり前だと思うのですが妻は何度も繰り返すほど気分が良かったようです。若かりし頃は仕事が忙しくて、たまの日曜日となると妻に付き合わされてデパートばかり出かけていましたが、いつも子どもの世話係は日々の仕事に疲れ果てた私の役目でした。

妻のデパート好きは20代の頃からシニアになった現在まで全く変わっていない様子です。でも買い物をしている元気で幸せそうな妻の素顔を見ると私も満足です。若い頃は給料も安かったので高級品の並ぶデパートばかり好む妻に十分満足させられなかった面があります。これからは妻の好きにさせてやりたいものです。


2025年10月9日木曜日

今日のシンポジウム

 金融ニッポン・トップシンポジウムを拝見しました。金融・証券のトップ5人によるパネルディスカッションでしたが、高市新総裁による新政権がスタートすることで市場も期待感が見られるとのこと、財政規律を認識の上で積極的な経済活動を後押しすれば企業収益も改善して賃金上昇も期待できるとのこと、長期金利の利上げも景気を判断しながら過度な円安を回避する方向に進むだろうとのことでした。

各社AIを積極的に業務に生かすことが今後の必須条件であり、AI活用によって時代の変化に対応するスピードが求められていると各社共通の認識が感じられました。日本はあらゆる分野でAIの活用が遅れているのが現状です。新政権はデジタル時代に先駆けるAIの活用を官民連携で推進していくことになるでしょう。AIが世代間のITリテラシー格差を埋めていくと思います。

金融業界はAIに親和性が高いと思われるので、AI対人間が相互に業務の連携を進めることで顧客に対して信頼のスピードが増し、新しいサービスの発掘に繋がるだろうということでした。複雑な法人営業にも積極的にAIを導入して簡素化し業務の効率を上げていくとのことでした。日本も欧米の遅れて漸く金利のある金融市場が到来することが期待されています。

2025年10月8日水曜日

地域コミュニティ

 流行りもしないブログを日々拝見していただいている皆様に感謝申し上げます。最近は大勢の前で話す機会も無くなりましたので、ネット上の不特定多数の方々にネット上で自分の思いを自由につぶやくことにしています。双方向のSNSだと気を遣う煩わしさもあるので私自身あまり積極的に参加していません。寧ろフォロワー同士のやり取りを毎日拝見して楽しんでいます。

さて本日は地域の小学校でオープンされているコミュニティハウスを見学してきました。読書の秋でもあるので文化祭などが開催される予定のようですが、たまたま地域の掲示板でコミュニティハウスの案内を見かけたので様子を拝見してきたのです。いわば区立図書館を小さくしたようなものです。地域に増えたシルバー世代への住民サービスなのでしょう。

でもネットの時代にもかかわらずコミュニティハウスそのものが従来と全く変わらない環境に、IT業界に長く身を置いてきた者としてやや違和感を覚えた次第です。自由に使える時間も増えたので、公共サービスが地域にどのように浸透しているのか少しずつ観察していきたいと考えています。これまで知らなかった情報をこれからもブログに投稿していきたいと思います。

2025年10月7日火曜日

家事のこと

 自分自身は健康のつもりですが、一体何が健康の主な原因だろうと考えますと、おそらく食事の部分が大きいように感じます。人並み以上に運動をしているわけでもないですが、睡眠も現役時代より十分にとっていますし、起床時間や就寝時間もどちらも早いですが一定しています。やはり健康の秘訣と考えられるのは食事ではないかと考えます。

食材はほとんど週一回配達されるものを使っています。食材には添加物が入っていないので賞味期限が短いのが多く、なるべく新鮮なうちに使っているようです。私は料理は作らないので専ら妻が作っていますが、複数の料理を一度に手際よく作るので食卓に並ぶのは早いです。もし私が作ったらおそらく3倍以上の時間がかかるでしょう。

我が家は不思議なことに妻が得意なことは私が苦手で、妻が嫌いなことは私は苦になりません。例えば茶碗洗いは私の仕事になることが多いですし、トイレの掃除や風呂釜の清掃は私の仕事になることが多いです。布団の上げ下げも同じですが、苦にならないので私が行っています。しかし、洗濯や物干しは大抵妻がやっています。つまり料理も洗濯も妻は好きなのです。

2025年10月6日月曜日

昭和史

 先週末、たまたま書店で見かけた保阪正康著書「なぜ日本人は間違えたのか」~真説・昭和100年と戦後80年~を完読しました。近代歴史家の保阪さんは亡くなられた半藤一利さんと並び昭和史を深く学ぶためには欠かせない人物です。左派でも右派でもないバランス感覚をもって歴史を考察されるので大変勉強になります。

私の父は大正11年生まれで、太平洋戦争で学徒出陣として特攻隊の予備軍で終戦を迎えました。多くの同僚が特攻隊で帰らぬ命となった中で幸いにも命拾いしたのですが、そのお陰で私も戦後に生を受けることができました。戦争の記憶が世代を経て失われつつある中、保阪さんの書物に触れることは大変貴重な経験です。

保阪さんは多くの戦争経験者のインタビューを通して自分なりの理論を集約されているので思想的にも偏りがないのです。我々はもっと昭和史について深く探求しなければならないと考えます。太平洋戦争という悲惨な歴史から得られた知恵や感覚を日本は理論化して将来に受け継いでいかなければならないと語られていました。私も納得できます。


2025年10月5日日曜日

新総裁誕生

 先日、TVで久々に元政治家が出演して、東大卒の次期新総裁が選ばれることを自分の学歴を誇示しながらしゃべっていましたが、結果的には神戸大卒の高市さんが新総裁に選任されました。TVで話に出ていましたが、帝大卒の総裁は過去にいたが東大卒はいないとのことです。そのことを私も初めて知りましたが、帝大卒と東大卒では何かが違うということなのか・・・。

実は私も次期総裁として高市さんは支持していませんでした。しかし、総裁選挙で高市さんの当選が決まった瞬間、彼女が選ばれる点が急に脳裏に浮上して理解できるようになりました。海外のニュースでも米国など男女格差が際立つ日本社会の変化に驚嘆したようです。中国の反応も我々庶民が動揺するような単純な受け止め方ではない印象を受けました。

昨日は総裁選の真っただ中に私も集会があり、妻に結果だけLINEで教えてと言ってありました。結果にも驚きましたし、参加されていたシニアの女性も心配だと口にされていました。でも来るべき時代は、知識ばかりの優等生より、自分の力で上り詰めた女性のリーダーを、全国の党員も自民党の国会議員も認めたことになります。老練の麻生元総理の影響力も感じました。

2025年10月3日金曜日

日本の金融資産

 愈々明日は自民党総裁選挙の日です。首相も選ばれた総裁が就任することになると思いますが、いずれにしても物価高で日々の生活に苦しんでいる多くの国民に寄り添う政治を期待したいものです。日本の家計金融資産はこの6月末で過去最大の2239兆円に達したようです。背景には株価の上昇やNINAなどの普及が株式や投資信託の増加を後押ししているようです。

これは資産を持っていることで得られる収益による資産の膨張ですが、一方では生活の余裕すらなく日々厳しい家計の人たちも国民の中には大勢存在します。その経済格差をどのように埋めるかが政治の役割だと考えます。幸いにも日本は平和を維持しているため防衛費の増額が近々の課題とはならず救われています。

昨日も横須賀の海上自衛隊駐屯地を視察した際、日本の護衛艦に隣接してオーストラリアのイージス艦が停泊していました。日豪の共同訓練もなされていたり、湾の向かいには米軍の海軍基地も存在しており日本を取り巻く防衛体制のシーレーンが敷かれていることを実感しました。日本一国では無理がある安全保障の体制は経済活動にも大きく影響します。

2025年10月2日木曜日

某見学会

本日は防衛省海上自衛隊横須賀地方総監部における護衛艦の見学会に参加しました。基地の見学は滅多に経験できないので貴重な機会でした。生まれて初めて護衛艦の内部を見学しましたが、国の防衛費の増額も、少子化で自衛隊の入隊も大変厳しい中で海上自衛隊の各ご担当の方々から直接にご丁寧な説明を受けたことは普段あるまじきことでもあり大変光栄でした。

周辺国に比べ圧倒的に少ない防衛予算と自衛隊志望の若年層が減少する中で如何に効率よく国の海上防衛の任務に当たっているかを、幹部の方々のご説明を直に聴いて実感として意義が伝わってきました。肉体的にもかなりきつい肉体労働の多い任務のため、民間企業より早い退職時期を迎えるため、我々民間企業からの採用も防衛省として重要視されているようです。

本日は天候も良く、海上も波が穏やかで最高の見学日和でした。偶然にも本日は多くの護衛艦が停泊していましたが、艦船が揃っているのも大変珍しいとのことでした。最初から最後まで多くの自衛官の方々から歓待を受けたような気がいたしました。企業側の研修の場としても見習うべき面が多々あったように感じました。本日は大変貴重な経験をさせていただきました。 

言論の自由

日本国憲法第21条第1項で「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と定められています。この条文は、市民が自分の思想や意見を外部に発表する権利を保護するものです。民主主義の実現に不可欠の要素だとされています。しかし近年、米国をはじめ右派勢力による国の政治はこれまでの言論の自由を封殺する風潮を感じます。

日本でも、過去の政権でメディア業界を名指しで表現の自由に対して圧力をかける政治の動きが感じられました。戦前は言うに及ばず政治において言論の弾圧がまかり通っていましたが、戦後の日本国憲法は米国の民主主義を模範として憲法21条が制定されたものです。憲法も長らく論議されないと時の政治によって偏向され基本理念も風化しがちになります。

日本が過去の戦争の過ちを繰り返さないためにも、日本の政治には憲法21条で定められた「表現の自由」の保障を民主主義政治の根幹として堅持していく姿勢が必要と考えます。次期総裁選挙も間近ですが、戦争を知らない世代の政治家ばかりの時代が到来しますので、国のリーダー選びもその点を思慮深く考察するべきではないかと考える次第です。






2025年10月1日水曜日

ブログ

20年近く前から累計6千件ほどブログを投稿してきましたが、過去にはヤフーブログが廃止され、本年11月でGOOブログも愈々廃止となります。メディアのコラムではブログは今後無くなるだろうという話もあり、今や双方向のSNS時代が中心でブログの閲覧者も少ないため広告収入を当てにしたブログ事業は採算が厳しいのが本音だと考えます。

ブログは誰でも自分の考えや意見を自由に述べられる便利なサイトでした。私もブログが登場したころから利用してきましたので廃止されるのは非常に残念です。ネットの社会は広告収入がなくしてはバーチャルの事業が成り立ちません。ネット上でアプリをダウンロードしてくれるユーザーを増やすには運営するにも継続的な投資が必要です。

X(旧ツイッター)も当初は使っていましたが、字数制限がありながら今もSNSとして生き残っています。もはやブログの時代ではないのかもしれませんが、老若男女の誰もが自由に投稿できるブログのようなネット上の自由な空間が新たにできれば幸いです。長年投稿を続けてきたGOOブログが本日をもって新規投稿ができなくなり11月に閉鎖されることになります。