我が家では毎晩のように就寝前にNHK「名曲アルバム」と「小さな村の物語」イタリアの録画した番組を視聴しています。名曲アルバムのクラシックのタイトルはモーツアルトが晩年に作曲した心安らぐ「クラリネット協奏曲」には魂が揺さぶられます。「小さな村の物語」イタリアという番組はもう何年も観続けていますが、イタリアの数多くの小さな村も日本のように過疎化は見られますが、家族を大事にして村を守り続ける人々が多いことに驚きます。
日本もそうあってほしいのですが、日本人は一旦都会へ出ると殆どの人が都会に住みつき、故郷に戻って昔のように大家族で生活を続けるという営みの考えを我々はどこかに捨て去ってしまったような気がします。私自身も同じです、理由は小規模の農家の跡取りをしても生活できないことと解釈したからです。日本における地方の過疎化の実態は大体同じような傾向だと考えます。
現在の少子化社会にも繋がりますが、かつての日本の村では自給自足で子どもの数が5~10名は平均的にいましたが、都会の生活では子どもの数は平均すると2~3名の家庭が一般的でした。都会へ人口が集中してしまったことが少子化の一つの原因だと考えます。イタリアの村では家族関係を維持させようという考えが人々の間に根付いているような印象を受けます。日本人が学ぶべき大切な内容が番組から得られます。
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