2021年1月15日金曜日

米新政権

 トランプ政権によって構築された米中のデカップリングが今後のバイデン政権でどうなるのか注視されています。日本は中国の早期なコロナ対策での経済回復で恩恵を受けていますが、米中の間では貿易で対立の構図となり関係修復のめどは当面難しいと言われています。

おそらく、これまでのトランプ政権のような一方的に閣僚双方の外交を無視した唐突な交易の手法から変わるだろうと思われます。地政学的に日本は中国との経済関係に依存しているので、トランプ政権のような貿易の縛りからは少しは快方に向かうのではないかと予想しています。

米中の狭間で日本の立ち位置は政治的にも経済的にも非常に難しいですが、バイデン民主党政権になるとトランプ政権時代より米中間の緊張関係はやや緩和されるものと期待しています。日本は米中双方に偏ることなくバランスの取れた外交が必要と思います。

米バイデン新政権には様々な世界秩序の混乱した政策の手直しを期待したいところです。兎に角、残すところあと5日あまり、1月20日の新大統領就任式が無事に到来することを心より願っています。



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