2022年4月21日木曜日

あるドキュメンタリー

コロナが流行して以降、自宅で家内と過ごす時間が増えた関係で一緒にテレビを見ることが多くなりました。私も初めて知ったことですが、青森県五所川原市にメディアにも有名な95歳のミサオおばあちゃんという人物がいらっしゃるのです。昨日はそのおばあちゃんのドキュメンタリーを家内がたまたま番組の録画していたので拝見して感動しました。

コロナ禍の前に取材されたドキュメンタリーでしたが、この2年間は感染予防のために取材もストップしていたようです。ご覧になった方には説明は不要なのですが、このおばあちゃんの生い立ちから現在に至るまでのストーリーは人間としての生き方に尊敬の念を抱くようなものでした。人を喜ばせるために趣味で作っていた笹餅の評判が広がり、75歳で笹餅の会社を起業して95歳まで辿り着いた話でした。

早朝の2時か3時にはその日のために材料を仕込んで、手作りの小豆で作った餡子と餅を混ぜて笹餅が出来上がるのですが、方々から美味しいとあまりの評判の情報の広がりで遂に起業せざるを得なかったようです。自転車を漕いで笹の葉集めからすべて一人で業務をこなす後ろ姿はとても90歳を超えたおばあちゃんとは思えないくらいでした。インタビューの中で5年はあっという間だと話していましたが、限られた人生の時間を大切にしなければならないことを学びました。



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