2022年4月25日月曜日

独裁政治

大国の政治は中々変わらないことを痛感しています。ソ連最後の大統領ゴルバチョフ、ロシアの初代大統領エリツィンという二人の大統領によって、第二次大戦後から長く続いた東西冷戦は終結したかに見られましたが、後任のプーチン政権により再びスターリン時代のような独裁政治が復活しているように感じられます。

エリツィン時代に旧勢力との激しい内戦を思い出しますが、KGB上がりのプーチンは水面下で反政府勢力の一人だったのではと想像します。大統領を退いてからのエリツィンは政権と引き離されて孤立していたようです。つまりエリツィンが信頼していた民主派の仲間は冷遇されることになりました。

エリツィンの後継者選びに問題があったのか、軍部の圧力によりプーチンが後継に選ばれたのかわかりませんが、かつてのソ連邦を復活させようという意思すら感じます。戦後、民主主義国家になった我が国から見ると独裁政権の危うさと言論の自由を封じる政治には納得がいきません。良識のあるロシア国民に現状を変えるために立ち上がってほしいものです。

 

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