2024年10月24日木曜日

社会的考察

 コロナ禍からこの4,5年、日本国内で詐欺や窃盗事件が頻発しているように感じます。何故この種の犯罪が減らないのか原因判明は容易ではないと思いますが、正しい生き方をしている人と犯罪を犯す人との行動の隔たりがあまりにも大きいと感じます。犯罪を犯す人には何かが人間形成上に問題があるとしか言えません。家庭環境や社会環境による何かが間違った方向に人間を導くのでしょうが、同じ日本人であるからには正しい生き方をしている人を増やしたいものです。

かつての日本では凶悪な事件は現在ほど多発していなかったと思われます。東京一極集中だけの話ではありませんが、地方からの若者がこの半世紀に都会へ出て生活を営むようになり、人間関係が希薄になってきたから他人を思いやる気持ちが欠けてきたのかもしれません。それと経済的・社会的な格差が政治的にも見過ごされて人心が荒廃してきたのかもしれません。教育の格差も影響していると考えます。

残念ながら犯罪と事件の摘発はいたちごっことなり、社会課題を改善する手立てや問題解決の見通しすら見えないのが現実です。犯罪を予防したり取り締まるばかりでなく、根本原因を解決しなければ犯罪は減らないと考えます。私が思うに政治家がもっと真剣に襟を正して、国民生活を守るため世の中の犯罪を減らすにはどうするかを根本からを考えてほしいのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿