2018年3月2日金曜日

言葉の壁

2020年に東京五輪を控え、国が米IT大手も巻き込みAI翻訳システムの実用化に注力している記事を拝見しました。海外との「言葉の壁」で、日本企業が長年海外とのビジネス交渉で苦労したり、中小企業が海外への進出を躊躇してきた現状を、ひょっとすると打破できるのではと密かに期待しています。自動翻訳技術が進めば、外国人とのビジネスが格段に進みますし、新しい事業の切り口も海外との連携で生まれます。海外における言葉の壁は大きく、特に日本人は昔から地政学的理由なのか外国語に不慣れです。しかし、これから将来も今の豊かさを維持するには、経済成長の牽引力とともに外需を取り込まなければ、世界経済の中で日本の立ち位置は低下しかねません。もし、ビジネス上で自由に対話できる多言語翻訳器が登場したならば、日本のビジネスはもっと海外へスムーズに展開されるでしょう。総務省には「言葉の壁をなくす」政策を日本企業、ひいては日本経済のためにも全力を注いでほしいと思います。近年、日本人が国内に閉じこもりがちになっている傾向が見られます。これから年々新興国は先進国を目指して経済成長路線を走ります。G7の時代からG20の時代へ世界の主役は代わります。来るべき、2020年の五輪が再び日本の成長に繋がるためにも、日本人の兵速乾を打破するためにも、どうしてもAI技術を応用して「言葉の壁」をなくしてほしいと思います。

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