2018年3月23日金曜日

トランプ政策

トランプ政権下で22年ぶりにUSTRによるスーパー301条が中国へ発令されました。合わせてWTOへ著作権侵害で提訴もなされる見込みです。市場は暫く乱高下が続くと思われますが、何故、好景気の米国で年3回の利上げも実施されているのに政策的には不思議です。我が国もこれまで80年代にプラザ合意後の円高やスーパー301条で米国に散々叩かれました。米通商代表部カーラー・ヒルズ女史の名前は今も忘れられませんが、今回は対中国に政策が集中しているようで、今後の経済情勢は不透明感が漂います。かつて日本企業がアメリカの魂まで買うと恐れられましたが、米国は今の中国も3〜5年後には米国を超える経済大国になりかねないと危機感を抱いているものと思われます。このままだと30年前の貿易関係に後戻りするかも知れません。

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