2018年3月29日木曜日

ムハマド・ユヌス

昨日、どこかの番組でムハマド・ユヌス氏の語りを聞きました。日本の団塊世代の方に是非、聞いてもらいたい内容の話でした。人間には退職というものはなく、世の中のために、自分に出来ることで、なるべく働き続けることが大事だと話していました。個々人、歳の取り方にも違いがあるのに、年齢で勤労年数を区切ること自体がおかしいということでしょうね。年齢より10歳以上も若く見える人も世の中にはたくさんいますし、逆に歳の割には考え方も行動も老けている人も見かけます。ムハマド・ユヌスは2006年にノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュにあるグラミン銀行の創設者ですが、「2030年までに貧困ゼロを目指す」という貧困なき世界を目指す銀行家でもあります。ちょっとしたインタビューでしたが、テキパキとした話しぶりに77歳とは思えないようなエネルギーを感じました。また別のチャンネルでは80歳の加山雄三さんが出ており、群衆から「若大将」という声が聞こえていました。まだ若い我々も夢を捨てないで、爪の垢ぐらいでも見習いたいものです。

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