2019年8月1日木曜日

深謀遠慮

普段、中々ブログのテーマが浮ばないのですが、今朝は電車の中でテーマが見つかりました。今回は「深謀遠慮」について書きます。会社経営は経営理念に基づきビジョンや方針が定められますが、それは決して途中で歪んだり、ズレてはいけないからです。武田信玄の風林火山の思想(動かざること山の如し)と同じようなものです。 弊社も40年の社歴を歩んできましたが、そこには深謀遠慮という遠大な考えが常にあったからなのです。企業は個人の所有物ではないということです。よって常に企業は社会の公器だという認識が経営者には必要です。 世の中には会社組織に馴染めなかったり、経営体制に反して独立する人も多いのではないでしょうか。そんな方は自分のポリシーで進められるのであれば異論は無いのですが、大体自分で起業してみて初めて経営者としての考えが理解できるのです。 独立する人も大半は個人的な欲だと思うのです。別に経営者として欲が悪いわけではありませんが、社会の公器というより個人の富を優先するのではないでしょうか。そのところが私と他社の経営者と違う点ではないかと思うのです。しかし、それは個人の考えであってどちらが良いとも言えないと考えます。 世は経営者がフィロソフィとしてどちらに重きを置いているかでしょう。企業はどんな荒波に遭っても経営を継続しなければなりません。つまり企業経営には一緒に乗組員として働いている社員を守る経営者としての重大な責任があるからです。

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