2019年8月26日月曜日

時候の挨拶

漸く秋の気配が感じられるようになりました。昨日は久しぶりに日中窓を開けて外の風を入れましたが、自然の風が部屋を通り抜けていく様子は自宅にいて最高の居心地でした。この夏はエアコンなしでは夜も眠れないような暑さが続きましたので、エアコンから噴き出す風と違い、涼しい自然の風が何故か懐かしく感じられました。田園地帯へ行くと、この時期には昼間は赤とんぼの姿が見えたり、夜は虫の声が騒々しかったり、満天の星空を眺めたりと、のどかな秋の風景が楽しめるのですが、最近はこの時期に故郷へ行く機会も中々ないので残念な思いです。この時期、子どものころは学校から帰るとランドセルを放り投げて、柿の木に登ったり、山や畑の中を走り回ったり、日が暮れるまで近所の子ども同士で遊んだものです。小学校まで歩いて4キロの道でしたが、放課後にわざわざ我が家まで友達がよく遊びに来てくれました。一度、友達が遊びに来て、柿の木に登って滑り落ちて腕を骨折したこともありました。その友達も今はいませんが、男女に関わらず多くの友達が遠方の我が家にしょっちゅう遊びに来ていました。おそらく当時は農家の良さというものが子ども心にあったのでしょう。

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