2019年8月22日木曜日

時代の変化

長年、社員の採用に関しては苦労してきましたが、最近は会社も中堅規模になったせいなのか以前に比べて採用が随分楽になりました。「寄らば大樹」「安定志向」の意識が強い日本の若者たちも最近は変わってきたことを身をもって感じます。優秀な人材が集まる大手企業に対していつも羨ましい気持ちが絶えませんでしたが、中小企業を志望したいという若者たちが近年増えてきたことに対して大変満足しています。しかし不思議なもので、自分の子供には有名企業で頑張ってほしいと思ったり、矛盾しているもう一つの自分も依然としてあるのです。というのも、我々の時代は貧しさもあり、高度経済成長時代で大企業志向が強かったせいもあります。時代が大きく変わったのか、今は大企業と中小企業のどちらが会社として安定しているのか言えない世の中になってきました。ですから中小企業の経営者としては、常に現状に満足せずに、さらに業績を伸ばして、より魅力的な会社づくりを目指さなければならないと思っています。景気の変動はいつの時代でも必ず来るので、不況に耐えられるような強固な顧客基盤や財務基盤を有した会社をこれからも作っていきたいと考えています。そうすることで、皆さんに選んでもらえる会社になればいいなと思う次第です。

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