2020年2月10日月曜日

報道

先週だったかと思いますが、たまたま武漢の大学で教鞭をとっている日本人教員の方がインタビューを受けている報道がありました。武漢からの日本への帰国希望者を乗せるチャーター機が4便となりましたが、まだ武漢に留まっている多くの日本人がいると仮定されます。その教員の方は、教育する立場として武漢の学生を放置して帰国するつもりはないと話していました。ただ日本の影響力のある人がなるべく世論を煽動することだけは慎んでほしいと話していました。日本のマスコミも連日連夜、新型ウイルスのニュースを報道のトップにして、国民に不安ばかり煽って、他の問題を議論することが少し疎かになってはいないでしょうか。SARSより深刻になっていることは理解できますが、先の先生のインタビューのように、この事ばかりが強調されるので多少違和感を覚えます。水際でクルーズ船の乗客を足止めしたことは安全上評価できますが、一部の乗客ばかりウイルス検査して、全員検査はしないというのも不思議な気がします。これだけ大騒ぎをしている最中に、残りの乗客を検査もせずに下船させる方が素人感覚的には問題だと思います。報道の在り方として、国はもっと安心感を持たせるような説明を分かり易くすべきではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿