2020年2月12日水曜日

幸福度

韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を是非とも拝見せねばと思っていますが、行き過ぎた資本主義経済の光と影に焦点を当てた作品のようです。是枝監督の「貧乏家族」という作品も脚光を浴びましたが、社会の中には極限の生活を送っている方が日本国内にも少なからず存在するのです。国の在り方の問題ですが、貧富の格差があまりに大きいと犯罪や自殺も増える要因となります。諸外国に比べれば日本はまだましだという意見もありますが、幸福な国家をつくるのも政治の役目だと思うわけです。日本は右寄りの政治家が強いですが、サンダースのような左寄りの政治家が若い米国民に慕われているのも、中道のバランスが取れた政権を一般庶民は望んでいるからです。米国の大統領選挙の行方は分かりませんが、日本の政治も将来の若者に期待を持たせるような政策を進めてほしいものです。成熟した日本がこれから未来に向けてどのような国を目指すかを、もっと真剣に議論する場があってもいいと考えます。国民の幸福度を少子高齢化時代の中で、政策上如何に高めるかが日本人にとってもっとも重要な事ではないかと思います。国民世論ももっと多角的な方向から調査し、政治が適切な施策を考えるべきではないでしょうか。日本人は諸外国の直接選挙のように、もっと政治に関心を強く持つべきだと思います。

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