2020年2月20日木曜日

変化の兆し

近年、私たちの仕事の仕組みが徐々に変化してきているように思います。かつては大手メーカーの下請けが中心でしたが、最近は自主ビジネスが段々と増えてきています。一つには自社製品の開発を通して、各種展示会へ出展するようになり、直接のお客様からの声を聴く機会が増えるとともに、自社ブランドのアピールが可能となりました。このような業態変化が起きるとは従来は考えもつきませんでした。きっかけはリーマンショックによる不況を経験したことに依ります。従来の下請け構造では、不況になると外注業者は一方的に契約を打ち切られていました。つまり市場の需要と供給における調整弁として我々は使われていました。不況時に、やはり自立しなければ将来はないと思った次第です。試行錯誤するうちに自社の進み方が徐々に見えてきたのです。未だに業界は旧態依然とした元請け・下請け構造が普通ですが、弊社は少なからず独自の路線を進みつつあります。仕事には遣り甲斐と働き甲斐がなければ、従業員の笑顔も生まれないものです。これから先も狭い範囲でも独自路線を貫くことができれば幸いです。自ら市場の変化に気付き、進むべき道を、自らの手で開拓し、自社で軌道修正していく企業でありたいと考えます。

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