2021年6月28日月曜日

米国事情

 トランプ前大統領が再び集会で演説しているニュースを見ましたが、米国人の断絶が想像以上に根深いことを感じました。来年後半の中間選挙に向けてのアピールのようですが、米国を2分するような世論の対立が今後も続くことを印象づけました。原因は所得による経済的な格差ではないかと個人的に想像します。米国は2000年代、ハイテク企業によって経済成長してきました。しかしながら、行き過ぎた資本主義経済で取り残された南部の有権者が不満を募らせてきたのではないでしょうか。国家的ナショナリズムと国家間の共存・協調路線を重視するのでは政治的にも随分と隔たりがあります。それほど国内的に所得格差が広がってきたというのが現実なのでしょう。日本はまだ国民間に断絶がないだけでもましだと言えます。


0 件のコメント:

コメントを投稿