2021年6月8日火曜日

望み

 「望むことは禁じられるほど思いが募る」と言われます。子ども時代には親からだめだと言われても諦めきれないものです。しかし望むことは欲望でもあり、試してみることも経験として決して無駄にはならないと思うのです。望んでいることを禁じられると精神的にも辛いものです。アスリートも外見的には肉体的な強さを感じますが、内面的な心の問題は別だと思うのです。

彼らが注目されてどれほどのプレッシャーを心理的に感じているかは、往々にして周囲にはわからないものです。人は皆、性格も感受性もそれぞれ違いますから他人には理解が難しいのです。やはり人には望むことを尊重してあげるべきです。他人が望むこと人が望むとは限りません。寧ろ逆の場合が多いと考えていた方が良いかもしれません。

自分自身にも言えることですが、なるべく指示を先に出さないでなるべく社員の望みや考えに耳を傾けるようにしなければと思う次第です。望みを断ち切られることがストレスの一番の原因となるからです。子どもの望みを何でも叶えてあげることは難しいかもしれませんが、親の都合で望みを拒否することは子育てとしても問題があるように感じます。

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