2022年11月15日火曜日

世代交代

 米国のIT大手の人員削減がニュースになっているようです。確かにネット系の事業の流行り廃れのスピードが早く、事業の流れが変わりつつあると感じています。日本はデジタル後進国なので、必死にDXに向けて社会が動き出し始めているところです。しかし、現状は思うように中々進まないというのが実態ではないでしょうか。

そもそもIT人材が将来的にも不足しているのと人材育成も急には進まないという現実があります。DXを進めるにも社内にIT人材がいなければ不可能ですが、99%の中小企業にはIT人材を新たに雇い抱える経営的余裕がありません。つまりZ世代が入社後に世代交代して企業をDXしていくしか本格的な改革は難しいでしょう。

官僚が日本の遅れた現状を嘆いていても急には変わらないので、企業社会の世代交代を後押しする方が早道だと考えます。アナログの時代を長年生きてきた先輩方の意識を転換するほど難しいことはありません。私自身も先端のIT企業に身を置いているからこそ日本の変化の遅さを感じるわけですが、伝統ある他業種に居たら現状を変えることは中々難しいでしょう。

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