2024年9月11日水曜日

データの改ざん

今に始まったことではありませんが、最近になって日本の産業界でデータ改ざん事例が頻発しています。おそらく内部通報によって公になるのでしょうが、以前は食品業界でも様々な社会的に批判を浴びる事件が多発しました。私の説では最近、業務のデジタル化からDXへと見える化が進んでいますので、現場でブロックチェーンのシステムが導入されているか分かりませんが、現場のデータ改ざんが様々な認証過程において実際のデータと齟齬があり、認証取得において矛盾を生んでいるものと考えます。

日本の産業界も海外からの指摘等で各役所が産業界の実態調査を頻繁に行うようになりました。私のサラリーマン時代には勤務していた業界で、データ改ざんなど会社からの無言の要請で行っていました。 例えば就業時間など手書きでしたので、毎月月末締で適当にデータを改ざんしていました。現在は自動的にカウントされるので改ざんは許されない筈で当時とは隔世の感があります。現在の業界ではまだタイムカードなるものが存在していましたので、前職の業界ほど実態が酷くはなかったように実感しています。

データの改ざんはまだまだ様々な業界で行われており、発覚するのは氷山の一角とも言えます。長年続けてきた現場の慣習を変えることは困難ですが、データの改ざんはとても罪深いことだと経営層から深く認識することが大切です。海外から見ると日本のDXの遅れが単に表面化しただけのことです。日本もブロックチェーンなど最新のシステム技術を導入して、製造過程で人がデータの改ざんができないようシステムでガードをかけるようにすべきです。デジタル化を促進することで製造業における悪しき慣習も改善されると考えます。

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