2024年9月19日木曜日

米国の大幅利下げ

 前日のFOMCによる利下げ幅が0.5%と発表され、早速円相場が気になりました。今朝方の米国為替市場の円相場が、円高どころか143円を超えて円安に傾いていたことに安堵しました。何故なのか後で専門家の記事を拝見して少し納得しました。印象ではFRBのパウエル議長の会見は米国景気動向や米国市場のインフレ状況に懸念しているようには感じられませんでした。

年内にあと11月、12月と2度の利下げが予定されていますが、米国景気を見ながら判断するというようにパウエル議長には利下げに対してゆとりが感じられましたので、その後には円売りドル買いが進んだようです。今日の朝方の東京市場も円安ドル高に市場がどのように反応するか注目していました。このところ前場は勢いがいいのですが、後場は投資家が市況に慎重になる傾向が強いようです。

日本はコロナ後もデフレで低金利政策が続いていました欧米の中央銀行は一斉に利上げムードが続いていました。それだけ過剰なインフレに悩まされて利下げムードに転換していますので、日本の中央銀行とは全く逆の動きです。日銀も少しずつ利上げしながら過剰な円相場にならないように、経済の先行きを見ながら適切な金融政策を打ち出していくものと考えます。


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