2024年9月25日水曜日

用心

 用心とは、万が一の事や不測の事態が起こらないように、またはそうなってあわてないように、気をつけること、という意味が辞書には書かれています。私が住んでいる地域の自治会でも会合の時に、ある弁護士の先生が「人間は1メートルの高さから落ちても死に至ることがある」と警鐘を鳴らしていました。ちょうど妻がその場に参加していたので、我が家ではその話題が今でも語り草となっています。

万が一のことが起きないように用心するに越したことはありません。弁護士の先生はその時の会合で自治会長の安易な考えに注意したようですが、その後自治会長は健康管理を疎かにしていたのか若くして病でこの世を去りました。弁護士の先生はその後しばらくして地域から引っ越していきましたが、不測の事態にならないように常に用心をする方だったことを記憶しています。

しかし、地球温暖化で毎年起きる異常気象による自然災害には用心するにも限度がありますが、万が一のことを考えて安全性をチェックしたり、災害に見舞われても事前に備えをしておくことが必要と思われます。「覆水盆に返らず」で、気をつけなかったことを後から反省しても取り返しがつかないことがあります。大丈夫かどうか安全だというエビデンスが無ければ安全とは言えないのです。

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