2018年1月10日水曜日

侃侃諤諤

新年が明けると、我が社でも来年度事業計画のために幹部会議を催します。まだまだ会議の進行に不慣れな面もあり、いつも会議は予定時間を超えて長引く場合があります。しかし、参加者から様々な意見が出ますので、なるべく時間を掛けてオープンに、メンバーが出来るだけ納得するまで侃侃諤諤の議論をするようにしてします。我が社は中間管理職にいつまでも止まらないように、経営幹部へ成長してもらう為に現場のトップである部長に格上げして、事業責任とともに指揮命令権を持たせています。野球で言えば監督であり、大相撲で言えば〇〇部屋の親方と同じです。大相撲も部屋の日常の指揮命令権は親方にあり、球団のフロントや協会の理事には現場の指揮権はありません。しかし、運営面でフロントや理事に相談したり、重要な報告をする義務は、監督にも親方にも会社の部長にもあります。つまり、フロントや理事や取締役などの球団や相撲協会や会社の役員には経営責任があるからです。会社が成長してくると、この経営と執行の責任を明確に分けて組織を動かす事が大切となります。組織は柔軟性をもって縦横に連携して、人材の囲い込みにならない事が重要だと思います。又、会社は事業収入という目標があって初めて、事業コストとなる手段を考えなければなりません。家計もこれだけ掛かるから、これだけ収入が必要となり、これだけ収入があるから、これだけ使える、となる訳です。当てになる収入が無くては、家計は成り立ちません。会社の経営も同じです。

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