2018年1月22日月曜日

教育について

少子高齢化で各大学も学生集めが大変な時代になってきているようです。2月の一般受験前に高校推薦で定員のある程度は学生を確保しようとの思惑が各大学にあるようです。一旦就職したらどこの大学卒であろうと関係ないのですが、親世代には未だに有名校への志向が強いのが現実です。中には小学生から私立へ行かせるご家庭もあるようで、その方が子供が後々受験で苦労しなくて済むという親心の表れのようです。公立だと授業料は安いが、教育に熱心でなかったり、いじめがあったり、親としての安心感が私立には存在するようです。しかし、家庭に経済力が無ければ私学への進学は現実的に不可能なので、その他多くが公立で学ぶことになります。そのあたりの教育的格差が今後、将来的にも広がらないことを願うばかりです。今の世では貧富の格差は子供の教育にも影響を与えます。先日、「シンママ」(こんな言葉は私も初耳でした)を支援している団体の方の話を聞く機会がありました。実際「シンママ」の母子家庭(または父子家庭)では日常生活も経済的に厳しいのが現実のようです。その上に教育上も経済的にままならないのも事実です。将来を背負う子供の教育を最優先的に考えるならば、公立であろうと私立であろうと、本来は、子供が優秀であり意欲があれば、自由に学べる環境を与えてやる行政が必要ではないかと思うのです。家庭の経済的格差で子供の教育まで差別が付きまとう事が、国として本当に平等で望ましいとはとても思えません。

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